![]() |
2006/5/6(土) 砂地もこんなに面白い (2本目 ネグロス島シブラン ドリームマニー) |
![]() |
リロアン |
No | 器具 | 温度[℃] | 時間 | 水深[m] | 環境 | 透明度 [m] |
||||||||
タンク | スーツ | 気温 | 水面 | 水中 | entry | exit | 潜水 | 平均 | 最大 | Boat | 天気 | 他 | ||
0344 | Al12 | 5W | 34 | 28 | 10:46 | 11:46 | 60 | 11.6 | 19.2 | A | S | 砂 | 10 |
ポイントの状況 | |
・ | ついに天気はずっと快晴。波もうねりも流れもまったく無し、最高の条件。ここはドリームロックの少し西側、前回に続き黒砂底。傾斜面に沿って緑藻の草原が広がる。 |
メンバー Junichi/Jun/あっちゃん/カッキー/KJ/Hiroko/Ryoの7人。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
敵機来襲! (スジクモハゼ?) |
何処が何処だか? (Gymnodoris subflava) |
みんな無関心 (イレズミウミヘビ) |
交錯 (スミレSD vs A.monospilus) |
・ | 防空壕に避難中?、潜水開始直後、竪穴にハゼ発見。色が地味で、似た奴が多いし、この角度からだと区別が付きにくい。むりやり”スジクモハゼ”あたりに推測、そのうち変わるかも・・・。こっちのウミウシは”Gymnodoris subflava”、名前はすぐに分かったが、実物は何処が何処やら。動き始めてやっと少し判別が付くかな。砂地は無関心?、みんな一気に通り過ぎちゃったぞ。折角”イレズミウミヘビ”が顔を出してくれてるのに・・・。そういえば、いつもはミナミホタテウミヘビが多いけど、今回は全然見なかったね。 |
・ | こんな砂地でも、岩があれば隠れるところが出来るよね。こっちの岩の下には”Apogon monospilus”、ちょっと白点があるようにも見えるけど、ごみのような気もするし・・・、う〜んmoluccanかな〜?迷うね。向こう側は尾鰭が隠れて判別しにくいけど、”スミレスズメダイ”だと思う。周辺の写真にも何匹か写っているからね。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
ここは多いね (ハタタテサンカクハゼ) |
偶然 (ハナダイダマシ) |
こっちが本場? (スケロクウミタケハゼ) |
ベストショット (リュウグウベラギンポ) |
・ | ”ハタタテサンカクハゼ”がいるよ、こっちはこいつが多いんだね。3日間でかなり見たよ。鰭が目立つんでついつい撮っちゃうよ。そういえば、砂地の上のほうを泳いでいたのは何だったんだ、マツバスズメダイ?、違うよね。ちょっと変わっている感じがして撮ってみたんだけど・・・。どうやら大当たり、”ハナダイダマシ”。図鑑なんかのイメージでは、岩の周りでハナダイの間に混じっているのかと思ったんだけどね。 |
・ | ガラスハゼ?、相変わらずこのパターンはピントが合わないんだ。この写真はJunichiのもの、何故かあっちはこのパターンが結構得意なんだよね。カメラは同じ設定になっていると思うんだけど・・・。良く見るとかなり白っぽい、これは”スケロクウミタケハゼ”だよね。伊豆でもお目にかかっているけど、どっちが本場なのかな?、でも周りにこんなに何も無いところにいるなんて別の種類じゃないよね? |
・ | この大きさじゃ分かりにくいけど、これが今回のベストショット、”リュウグウベラギンポ”の雄だ。細い糸状の背鰭を思い切り広げてくれていれば、もっと良かったんだけど、欲を言えば限がないよね。今回は、この下の砂地に雌がいたので、卵でも抱えていたんじゃないのかな。この雄は威嚇にでも出てきたんだと思うよ。以前、粟国で見たときはもっと白っぽい気がしたけれど、あそこは一面の白砂だったし、色は環境でかなり左右されると言うことだよね。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
角の長さが決め手 (コンゴウフグ(yg)) |
ここでもお目見え (ケショウハゼ) |
行進 (ミヤコイシモチ) |
背鰭が四角 (スフィンクスサラサハゼ) |
・ | 水深7〜8m以浅では、かなり緑藻が茂っている。小魚たちにとっては、これが結構な隠れ家。じっくり探していくと、居るは居るは・・・。まず見つけたのはハコフグ系、こいつらの幼魚はほとんど同じ形。これは、大きく張り出した2本の角が特徴の”コンゴウフグ(yg)”。もちろん、ハゼも隠れている。昨日シブランでは普通に居た”ケショウハゼ”がここにも(当たり前か)。 |
・ | ガンガゼの間ばかりじゃなく、草の間を縫うように黄色い小魚の行進。これが”ミヤコイシモチ”。続いて、いつも惚れ惚れするような擬態のサラサ・・・、あれ、背鰭が四角いと言うことは、これは”スフィンクスサラサハゼ”。やはりこいつも擬態の名人。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
やっと撮れた (フチドリカワハギ) |
かなり厚着 (オランウータンクラブ) |
こんな所に (スパインチークA-fish) |
お、お見事! (ニジギンポ) |
・ | まだまだ沢山隠れているぞ。緑色のカワハギが、酔拳よろしくユラユラと絶妙な動き。動き続ける被写体はデジカメにとっては非常に苦手。また、逃げられた、またまた・・・、やっと見られる写真が撮れたね。これは”フチドリカワハギ”だ。あれれ、この石の脇に居る”オランウータンクラブ”はかなり重装備。今まで見た中でも一番名前に見合ってるかも。 |
・ | ここの裂目に居るのは”スパインチークアネモネフィッシュ”か?。サンゴの間とかでは見るけど、こんなところにも居るんだ。ちょっと他のクマノミでは記憶にないよね。最後の最後、浮上直前にふと眼に入ったのがこれ。普通なら絶対気がつかなかったんじゃないかな。この写真では色が補正されているのでまだ見やすいけど、実際は全体に緑がかって本当に草そのもの。お見事、”ニジギンポ”君。参った!。 |
今回のお魚 | |
・ | スジクモハゼ/ヒメユリハゼ/Gymnodoris subflava(海牛)/スノーフレークブレニー/トウアカクマノミ/イレズミウミヘビ/ブラックバンディッドデモイゼル/ミツボシクロスズメダイ/クマノミ/ソラスズメダイ/フタスジリュウキュウスズメダイ/ヨスジフエダイ/メラネシアンアンティアス/アオスジテンジクダイ/ムレハタタテダイ/スミレスズメダイ/ワカヨウジ/コイボウミウシ/ハタタテサンカクハゼ/モンツキベラ(yg)/Apogon monospilus/アカホシキンセンイシモチ/マツバスズメダイ/ヤマブキスズメダイ/ミナミハコフグ/ヤドカリの一種?(不明)/テンジクダイの一種(不明)/ワタリイシガニ/オトヒメエビ/スケロクウミタケハゼ/コロダイ(yg)/ソラスズメダイ/トゲダルマガレイ/コンゴウフグ(yg)/リュウグウベラギンポ/ケショウハゼ/ホシテンス(yg)/ミヤコイシモチ/コブシメ/スフィンクスサラサハゼ/フチドリカワハギ/スパインチークアネモネフィッシュ/ニジギンポ |