2007/4/21(土) ウミウシのメッカ?初浮島
西伊豆 浮島(カマガ根,ドラゴンホール)
浮島

No 器具 温度[℃] 時間 水深[m] 環境 透明度
[m]
タンク スーツ 気温 水面 水中 entry exit 潜水 平均 最大 Boat 天気
0396 Fe10 DRY 18   16 10:11 10:57 46 15.2 21.3 A S   8
0397 Fe10 DRY 20   16 13:17 14:10 53 4.7 9.1 × S   8

ポイントの状況・その他
東京を午前4時に出発。20日に無事ETCが装着され、今日から深夜料金の恩恵が。のんびりと7時には伊東に到着。ここから浮島までは睡眠時間、さ、寝るぞ。
天気は予想を覆し見事な晴天。しかし、若干うねりあり。マクロ撮影にはちょっと悪影響。はたして今日の首尾はいかに???

メンバー 総勢6名。

1本目 カマガ根(ボート)
  ビーチの浅場からボートに乗り込み沖へ。うねりのせいで、やや揺れが大きい。目的地はビーチを出た辺り、トップ水深10m程の隠れ根。
アンカー下で集合し、周辺の砂地から探索。続いて壁面を探索し、徐々に根の内側を探索予定。
ハコフグメバル(-15m)
水温は16℃、相変わらず魚はあまり出てこないが、一時に比べれば若干動きはあるような・・・。といっても遭遇するのは常連の奴ら。思わず撮影しちゃったのがこいつら。砂地ではキュウセンやアカエイなんかもチラホラ。沖にはトビエイも出ていたって?
 
ゴマフビロウドウミウシアオウミウシ(-15m)
砂地での収穫は希薄。この時期本来の探索へ。が、発見できるのは大き目の常連アオウミウシ。そこら中にボロボロ。ムカデミノも相変わらず。ちょっと変わったのでは、ゴマちゃん。以前大瀬で見たのは全身黄色のタイプ。今回は白基調、ちょっとボサボサ感はかわいいよね
 
テントウウミウシ(-15m),クロヘリアメフラシ(-10m)
壁面に黒点?確かにライトの先には何かが居る。一度目を離すとすぐに見失ってしまうほどのチビ。mmオーダーのテントウウミウシ。眼でもカメラでもちょっとお手上げに近い大きさ。これは次なる対策が必要だな。紅草に中にはクロヘリアメフラシ。こいつらはそこら中にいるぞ。
 
中も少々揺れてはいたが、水面はかなりユレユレ。乗船にはちょっと注意が必要。
ゆっくりとビーチへ戻る。ここは有名観光地「堂ヶ島」のすぐ脇。左右海に突き出た島やいくつかの洞窟は、地形的にも似ている。ちょっとした観光気分も。
 

2本目 ドラゴンホール(ビーチ)
ビーチは砂とゴロタ。基本的に何処からでもエントリー可。まずは素直に真っ直ぐ入り、フィンを装着。おっと、ここから急に深くなってるぞ・・・。
 
キイロウミコチョウキヌバリyg(4m)
ビーチからすぐの岩に、黄色いシミ?これがキイロウミコチョウ。言われないと見落としてしまうほどの大きさ。やっぱり、老眼と老写真機には大きな改善が必要な時期に。
周囲には、まだ小さいキヌバリやチャガラが泳ぎ始め、徐々に水中も春めいて来た予感が・・。
   
アメフラシ(-1m)ゴシキミノウミウシ(-5m)
ここからがちょっとやっかい、大きなゴロタの原を越え、ドラゴンホールへ。実際浅いところは1mほど、腰と足にかなり負担が・・・。この時期の定番、アメフラシがそこら中に。
やっと着いた壁に、初物ゴシキミノウミウシ。ところで、この揺れ何とかなんない。被写体も、さっきほどじゃないけどあまり大きくないし・・・。
 
ベニカエルアンコウウツボ(-5m)
ドラゴンホールの壁。ベニカエルアンコウが気丈に。この大きさだとかなり楽に撮れる・・・。ユラ・ユラ・・・。フー。
海綿の裏に入っているのはウツボ。さすがにこの大きさはまともに撮れるだろ。ウン
 
シロウミウシマダコ(-5m)
岩の隙間にシロウミウシ。ま、こいつは大きめだし、いつでも見られるし。写真には撮りやすいよな。あれ、これってサンゴ?ちゃんと成長してるよね。眼だけ出てるのはマダコ。蛸壺ならぬサンゴ壷?
 
コケギンポコガネマツカサウミウシ(-5m)
壁面中程の裂目にコケギンポ。こいつはかなり攻撃的。カメラに向かって吼える吼える。疲れてきたのか、時間と共に徐々にトーンは落ちてきた。それともただ慣れてきただけ?最後はコガネマツカサウミウシ。これも微妙な大きさ。揺れに逆らって撮るにはやはり厳しい・・・。
 
最後がまた結構ハード。浅瀬を延々と戻ってくる。ちょっとしたマラソン大会風。ドライにドライフィン、浅瀬に老体。はっきり言ってかなり悪条件。今日は特訓の日か?
ちょうど写真の正面にある境目辺りがドラゴンホールの場所だろう。実際、エキジットのときはちょっと腰が・・・。
 
機材を洗い、風呂に入り、やっと昼食。駐車場では気持ちよさそうに昼寝の時間。僕も寝とこうかな。
最近、かなりマクロ系が多い。対策として、接写レンズやスーパーマクロを試しているが、もともとC5050には限界が。レンズが前に出ている分接近にも限界があるし、モニタ画面の小ささもネック。ここは最終兵器、超老眼レンズ(MC+10)の導入を計るしか・・・。
 

今日のお魚
テントウウミウシゴマフビロウドウミウシアカエイ/キューセン/ハコフグ/メバル/ササノハベラ/アオウミウシ/クロヘリアメフラシ
ゴシキミノウミウシキイロウミコチョウコガネマツカサウミウシ/ベニカエルアンコウ/サビハゼ/キヌバリ/チャガラ/ウツボ/コケギンポ/スズメダイ/シロウミウシ/マダコ/アメフラシ/クサフグ