2000/08/17(木) ドレッド、大丈夫?
(KAHE ELECTRIC BEACH)
KAHE

No 器具 温度[℃] 時間 水深[m] 環境 透明度
[m]
タンク スーツ 気温 水面 水中 entry exit 潜水 平均 最大 entry 天気
0053 Al12L 5W1P 28   26 10:32 11:11 39 4.1 7.3 ビーチ 10
0054 Al12L 5W1P 29   26 12:03 12:42 39 4.1 7.4 ビーチ 10

今日はガイドが代わって・・・
今日もいい天気だ。夜は一時的に雨が降るが、昼間は天気がいい。軽い朝食を済ませ、僕の運転でショップへ。今日もすでに出発の準備が進められている。自分たちの器材を確認し、車に乗せる。タンクはアルミの12リットル。でも今日は、ひときわ大きい「ジュムイチスペシャル」が登場。Kogureっちのエア消費が早いと言うことで、気を利かせてくれた14リットルタンク。車に乗せようとしてビックリ。お、重〜〜〜い。
ガイドはドレッド(名前を聞いたけど、誰も覚えていない。ドレッドヘアのみが印象に残ったので、この名前で失礼。すいません。)と、昨日に続き助手のブレッド。ポイントはKAHE(西海岸)。車で1時間ほど移動する。この車がくせ者。ドアが中から閉まらない(思い切り力がいる)。ドレッドが外から閉める。しかもあっさりと。体も大きいが力もすごい。走り出すとさらにすごい。真っ直ぐ走らない。こんなんで大丈夫なの??。
町から出て99号へ。と行かず真っ直ぐ行ってしまう。どうも裏道らしい。いつも通る途中の二股で99号へ合流。「ここへ出るのか」と納得。そのままH2へ乗り、H1をホノルルと逆方向へ。しばらく進んで海岸脇の屋根付き休憩場の脇の駐車場へ。大きな犬を連れた管理人のような人に挨拶して駐車。実はただこの辺に住み着いている人らしい。他にも海岸で拾った貝殻でカザリを作る人など、何人かがたむろっている。

ポイントは発電所?
器材を降ろし、着替え始める。ダイバーは僕らだけ。タンクをしょってトイレの脇を通り、海岸に下りる。どこも一緒だ。Kogureっちが遅れ気味。砂浜に足を食い込ませ、必死に海岸へ。14リットルの威力は驚異的?。
今日のポイントは発電所脇。その名も「エレクトリックビーチ」。発電所の排水用プール脇から入る。海中の排水口周辺は暖かい排水に魚が集まる。でも、排出口の流れに巻き込まれると、沖へ吹き上げられるので要注意。って簡単に言うなよ〜〜。1本目は排水口まで往復する予定。
波が1m位ある。波に逆らい沖へ進む。プールの切れた当たりを過ぎ、もう少し沖で潜降開始。波があるので底も揺れる。このまま沖へ行けば排水口に・・・。ドレッドは左の方へ進んでいく。何かあるのか、ついていくしかない。どんどん進む。何かを捜している様だ。えっ、逆戻り?。方向を間違えた〜〜??。しっかりしてよ〜〜。

やっと到着
右往左往してやっと到着。排水口の裏側は大きな根になっている。暖かいので沢山魚が集まる。海底が移動?。ヨスイジフエダイの大移動だ。他にもスズメダイやチョウチョウウオ、ベラなど小型の魚が多い。この裏側は直径10m程の排水口。脇へ回ってちらっと覗き込む。フグやブダイ系の大きい魚が群れている。壁につかまっていないと持って行かれそう。くわばらくわばら・・・。
海の中には大きな落とし物も。これは何?。きっと発電所の部品。深く考えないでおこっと。しばらくはこの辺で魚と戯れる。ブレッドには魚が急降下爆撃?。Yasukoちゃんはバレーの練習?。ドレッドが写真を撮るからカメラを渡せと催促。これは滅多にない3ショットです。

エキジットは慎重に・・
相変わらず海の中でも揺れは続く。浅瀬に行くほど影響も強い。引き波の時はじっと我慢。押しているときは楽ちん楽ちん。プールの近くで、浮上。エントリーの時よりも波が若干高い?。うまく波に乗るようにして岸に到着。「バタバタバタッ」と一気に這い上がる。ここからまた休憩場所までは登り。疲れた足でよっこらしょ。ふーこれで一休み。Kogureっちが大変なことに・・・。疲れに加え14リットルのタンクが重くのしかかる。一歩歩くたびに足が砂浜にズボッズボッ・・・。何とか休憩場所に到着。でもこれ以上はギブアップ。「助けて〜〜〜」

エントリー
やっと到着
落とし物?
急降下爆撃
モダン(?)バレー?
珍しい組み合わせ

こっちがいい・・
休憩の間は、定番のジュースとお菓子。でも今日はゲータレードを持参。1本目の潜水時間は40分と短め。でもエアの消費量が異常に多い。これは波のせい?、それとも大移動のせい?。
休憩も短め。早速次の準備に。タンクを付けて器材を背負う。Kogureっちの足取りが軽い。間違って12リットルのタンクを付けた?。「取り替える?」。「絶対いや」。愚問だったかも。14リットルの衝撃は相当すごかった・・・。実はKogureっちには黙っていたが、ドレッドが車から降ろす時あきれてたほど。

波高し!!
結局”ジュムイチスペシャル”はお蔵入り。Kogureっちは足取り軽く2本目に。海岸へ下りると、波がさっきより高いんじゃない?。推定1.5m。ドレッドはかまわずどんどん行っちゃう。何とか後に続いて行く。波が来るたび下を潜るようにやり過ごす。やっとプール脇まで来た。何かがこっちに向かってくる。「イルカ」ならぬボードに乗ったサーファー。このまま行くと僕の真正面???。僕らに気づいたサーファーが自分からワイプアウト。助かった〜〜。本当にこんな条件で平気なの??

あっちへ行くんじゃないの?
潜降してしまえば多少は揺れるけどOK。ドレッドは今度は真っ直ぐ進む。岩の間から顔を出すウツボを見つけ嬉しそう。口の先が黄色がかっている。どうもワカウツボらしい。さらに真っ直ぐ進んで、さっきと同じ排水口裏に到着。1本目開始前のブリーフィングでは、2本目は、1本目に間違えた方に行くはずだったんじゃないの・・・?。結局予定変更?。この辺をウロウロ。
今回は1回目と逆に左側から排水口に接近。水流に巻き込まれないようにうまく体を固定して、大きめの魚が群れているところを写真にパチリ。残念ながら遠すぎてぼやけ写真。右下のドレッドの足だけがはっきり。これが限界!!。

1回転・2回転・・・
排水口から離れ、少しずつ岸へ戻り始める。揺れが激しくなる。「入ったときよりひどいんじゃない」と思いながら、揺れを利用して岸に近づく。Kogureっちが浮いたのでそれに合わせて浮上。まだ岸までは結構ある。それ以上にすごいのが波。2mはあるんじゃない・・?。みんな波にもまれてきりきり舞い。僕も後方に完全に1回転。そのとき、マ・マスクが・・・。マスクはどこ?。岸までこの状態でマスク無し?。うえ〜〜ん・・・。
ふと見ると運良くシュノーケルに引っかかっている。ふー助かった。マスクを着け直し、気を取り直して岸へ向かう。今度はプールの方にうち寄せられそう。必死によける。波が高くて思うように進めないが、何とか岸に到着。波に乗って一気に浜に上がり、四つん這いでダッシュ。ここまでくれば・・・。つ、疲れた〜〜。

帰りはくたくた?
何とか全員無事に上陸。重い足取りで引き上げる。ここもトイレとシャワーは完備。でもシャワーは蛇口が1つしか使えない。かわりばんこにシャワーを使い、用も足してそそくさと帰る準備を。さあ器材も積んだし、準備OK出発進行。道は出て左折。「えっ、左折?、右から来たんじゃないの?」。「それとも違う道から帰るの?」。と思っている矢先にUターン。やっぱり間違え。もしかしてドレッドって方向・・・?。
さすがに疲れが出て帰りはみんな居眠り。途中、所々で目を覚まし、余ったフィルムで途中の景色を撮影。またすぐにグーグー。ハレイワに近づき目を覚ますと、今度はブレッドがZZZZ・・。陽気もいいし仕方ない?。最後にまたドレッドが一発。ハレイワの入り口を通過??。本当に大丈夫?。

こっちへ行くんじゃ?
もう少し波は高かった
相変わらず・・
激写?
この辺は静か
帰り道(H1にて)
ハレイワの港に到着

魚053 クロオビマツカサ/ヘラヤガラ/ヨスジフエダイ/ミゾレTT/チョウハン/マルチバンドBF/トゲTT/フエヤッコダイ/ホシゴンベ/クギベラ/タスキモンガラ/ムスメハギ/ゴマフキンチャクフグ/HAWAIIAN WHITE-SPOTTED TOBY/コガネTT/HAWAIIAN SERGEANT/SADDLE WRASSE/クロモンガラ
魚054 SHORTNOSE WRS/HAWAIIAN/CLN WRS/サザナミフグ/ワカウツボ/マルチバンドBF/HWIAN DASCYLLUS yg/GOLDRING SGF