2000/08/18(金) 沈船
(KAHE ボート1本目 MAHE沈船)
KAHE

No 器具 温度[℃] 時間 水深[m] 環境 透明度
[m]
タンク スーツ 気温 水面 水中 entry exit 潜水 平均 最大 entry 天気
0055 Al12L 5W+3B 27   26 09:53 10:28 35 18.3 26.6 ボート 15

今日はまたスコット
今日はハワイで初めてのボート。集合時間も1時間ほど早い。遅れないようにコテージを出発。でもあまりに早く来すぎたのか、ショップはまだ閉まったまま。しばらく待つとパットががらくた(?)を積んだピックアップで出勤。この辺にもアメリカ気分十分。
昨日と同じワゴンに器材を積み込む。今日のガイドは初日と同じスコット。アシスタント(?)は、女の子が「ドナ」、男の子が「ダン」の計7名。スコットが運転すると不思議と車は真っ直ぐ走る。この車は運転手を見るのか???。

ここまで来て・・・
今日の目的地は、昨日のビーチを通り過ぎた先。スコットは初めも途中もショートカットの裏道(?)を多用。人によって行くルートにも個性が。エレクトリックビーチを左に見て通り過ぎ、KAHEの港に到着。船が一隻停泊中。これが今日の船?。ではなく、僕らが乗る船はまだ着いていない。数人の外人さんが集まっている。僕らも車を降り岸壁の石に座り船の到着を待つ。
しばらくして1隻の船が。これが今日の主役、写真の「South Seas U号」。出発まではまだしばらく時間がある。その間にも、いろんな車がやって来て人が増えていく。また車が1台。男の人が下りて来て、「オーライオーライ、まだ大丈夫」。「ん、聞き慣れた言葉?」。ぞろぞろと日本人の団体。結構大人数。ここまで来て半分以上が日本人??。

どっちがどっち?
船が出発し、スタッフが点呼。日本人の名前は読みにくい?。適当に自分だと思ったところで返事。僕らに続いて「ドナ」と「ダン」。僕らにはどっちも「ダナ?」。でもちゃんと二人が順番に返事。うーん、やっぱり僕らは日本人・・・。さらにスタッフからの注意とブリーフィング。手振りも添えての説明に何とか理解(したつもり)。次はスコットのブリーフィング。相変わらず丁寧で分かり易い。僕らの間でも人気上昇中!!。などとやっているうちにポイント到着。

船だ船だ!!
最大水深は30m弱、結構深い。海面からでは、底までは見えない。船の真上からフリー潜降。真下に船がぼんやりと見えてくる。降りるに連れてどんどん形がはっきりしてくる。初めての沈船ダイブ。いったい何が待っているのか。興味津々。
船尾の方から近づき、一度海底まで降りる。船の底を左手に見て、観察しながら船首の方までゆっくり移動。底の方はさびて所々に穴が。アオタテジマチョウチョウウオやフエヤッコダイがその辺りを巣に。船底にはヨスジフエダイやホホベニイットウダイの群が。少し上がると飛び出したワイヤー?の上にガラスハゼが。

こんなに大きいの?
船首の当たりを回りながら、少しずつ浮き始めて甲板の上へ。マストが見える。雰囲気はいやが上にも盛り上がる。甲板の上はサンゴやいろんな生物がこびりつく。艦橋の中を通り抜ける。中は何もなく穴だらけ。向こうの景色が見える。チョウチョウウオやフエヤッコダイが出たり入ったり。大きなクロモンガラも。艦橋を出てさらに上へ。マストの交差した周辺に人が集まる。何かいるらしい。「何?、イザリウオ?」。「そんなの見えるの?」。スコットの指さす先を見てみると大きな緑の固まり。オオモンイザリウオ。こんなに大きいの〜?。また海外にいることを痛感。

満足
近づいてにらめっこ。動く気配無し。しばらく観察してから再び甲板へ。こっちにもさっきとそっくりのイザリウオ。「あれっ、お前いつ来たの?」。まさかこんな早くは無理。「それじゃ、これは別のやつ?」、続けて2匹見たことに。辺りを見回すとハナキンチャクフグやハナグロチョウチョウウオらが遊ぶ。ここでまたまたスコット登場。甲板上に川の字を書くように指さす。そこにはウミウシが縦に3匹川の字に。「これか」と納得。
そろそろ浮上?。マストの周りを回りながら徐々に浮上開始。船の真上に上がっていく。だんだん船が見えなくなっていく。何か寂しい。深度も深かったので5mできっちり安全停止。初めての沈船であっという間に時間が経過。楽しいダイブ、満足満足。

South Seas U
沈船ポイント?
船を目指して
船底
見上げると・・
甲板へ
落とし物
艦橋を抜けて
船内は?
オ、オオモノ?

055 スジフエダイ/コガネTT/ハナグロTT/フエヤッコダイ/ナガニザ/クロモンガラ/オオモンイザリウオ/ホホベニイットウダイ/ハナキンチャクフグ/ムカデミノウミウシ