2001/06/03(日) やっと今年も開幕!!
(東伊豆 富戸ヨコバマ)
富戸
No 器具 温度[℃] 時間 水深[m] 環境 透明度
[m]
タンク スーツ 気温 水面 水中 entry exit 潜水 平均 最大 entry 天気
0090 Al10L 5W+3B 26   18 09:35 10:22 48 11.6 27.7 ビーチ 15
0091 Al10L 5W+3B 26   20 11:35 12:27 52 7.2 11.9 ビーチ 10

やっと・・・
やっと6月になり、今年も伊豆のシーズン開幕。特に今年は年初から諸事情が厳しく、何と今回が今年初めて。期待と不安が入り交じって、複雑な気分。とにかく早く潜りたいよ〜〜。
今回のメンバーは、今年ダイビングに大張り切りのYukiちゃん。後はYasukoちゃんにKJと僕の4人。いつものようにアストラで出発。途中運転交代も、久しぶりの左ハンドルでちょっと緊張。さあ、今年も頑張っていこう!!。
この時期、まだ水温は低め、天気さえ良ければ問題ないけど・・・。予想通り、ここ数日で一番の好天気、気温もぐんぐん上昇。これなら問題なし。ラッキー!!。
今日の目的地は東伊豆の富戸。Yukiちゃんにとっては初めてのヨコバマ。ここは魚影も濃いし、いろんな魚が見れるので、いつも楽しい。天気がいいせいか、去年の同時期よりは人が多い?、とはいってもヨコバマでこの程度ならいないのも同然??。さっそく準備して1本目スタート。
 
スイセン?
歓迎??
進め〜〜
足下注意!
 
大きい・・・
エントリーしてすぐのお出迎えは、常連のクロホシイシモチとソラスズメダイにホンベラ。やはりこの時期はみんな大きい。魚だけでなく海藻も大きく、影ではキンセンイシモチの団体が一休み?。
1本目は深場へ、イカの産卵礁を目指し、砂地を進む。トラギスやハゼ、カサゴなどがちょこちょこと現れる。キタマクラやカワハギも多い。前方に少し小さめのイラ、色が鮮やか。
続けてトビエイ。あっ、いっちゃった、写真撮るまで待っててよ〜〜。
段々深くなり、完全に砂地が広がると、ヒメジとミノカサゴとキュウセンの天下。そこら中にうろうろ。中にはどう血迷ったのか、ウツボがニョロニョロ。何しとるんじゃい?。Yasukoちゃんの足下に小さなお客さん。どうやらハオコゼらしい、ちっちゃくてちょこんとカワイイ。
  
場違い?
何してるの?
これで我慢
どこ?
 
さすがに冷たい!?
水深28m、水温は18℃、ここまで来るとさすがに水が冷たい。産卵礁の周りを、カサゴやマアジの幼魚の群が周回。ミノカサゴや大きくて白いネンブツダイも。でも、ネンブツダイって大きくなるとこんな色になるの?。残念ながらイカは不在、卵だけ写真に収めこれで我慢。とにかく寒いので早々に退散。足下にまたハオコゼ?。KJ曰く、「うなづき君」。どっちが本名?。
砂地の斜面をどんどん上っていく。水が生ぬるく感じる。水温計は20℃。決して水温が高い訳じゃないけれど、生き返る気分”ヌクヌク”。岩場との境目までやってくると、ハナハゼのお出迎え。珍しく、一匹のみ。ここから岩場も真っ直ぐ上り、浅瀬に移動。ベラやイシモチに混じって小さなキンギョハナダイが3匹、コントラストを作り出す。根付きのクマノミを見、最後にチョウチョウウオのペアのお見送りでエキジットへ。久しぶりだし、深場まで行ったにしてはエアの持ちも良かったので一安心。

ここは観光船乗り場?
外の気温は26℃。太陽もサンサンと照って、すぐに体も温まる。このコンディションなら、今の時期でもOK。まずはゆっくり休憩。ヨコバマはちょっと不思議な場所。ダイバーの並んだ突堤前を、普通(ちょっとよそ行き?)の服装でいろんな人が通っていく。実はこの先に、遊覧船の発着所が。お互いに、相手の格好がアンバランスに見えている??。
1時間程の休憩で、体も十分温まったし、ベストも乾いた?。それでは2本目に。
 
逃げろ〜
かきわけて
ワラワラ
主?

 
突堤に沿って

2本目は突堤に沿って左の方へ進む、全体にずっと浅瀬。砂地と岩場の境を進む。岩の下の方には小さなサラサエビが張り付く。しばらくは何も出てこない。目の前に、海藻に包まれた大きな根が現れる、どうやらテトラポッドがあるらしい。海藻をかきわけて中に進む、大きいイシモチやベラ、ソラスズメダイがウロウロ。海藻の下からタカノハダイが飛び出した。大きなメバルが何やら周りを監視するように、縦になって静止している。ポカッと開いた底の砂地にはサビハゼが。さらに進むと海藻の山の中に洞窟?。ここでツマグロハタンポの群に遭遇。これも大きい。後ろから入る光のシルエットがキレイ。なぜかネンブツダイも混じっているが・・・。
 

ショータイム
続け!!
お遊戯
ミスマッチ?
 
こっちでいいの?

この辺でまた砂地に出ていく。今度はコロダイの若魚が5匹。こいつらは人を怖がらないので写真が撮りやすい。
砂を掘るアカエイとちょっかいを出すキュウセン、それを見守るマダイと、ちょっと変わった取り合わせに遭遇。近寄ってもなかなか砂を掘るのを止めない。いったい何をやっているの?と、キタマクラも寄ってきた。「もういいや」とメイチダイもアカエイもあきらめ?、行ってしまった。
砂地と岩場の境を右の方へ進んでいく。砂地ではヒメジやカワハギが砂を掘り返している。トラギスやウミヒゴイもいる。岩の下に何かがいるの?、ヒラメ?、いやもっと太め、どうやらメイタガレイらしい。何故か全然人に動じない大きなダテハゼもいる。
さらに進むと白い魚。タイのようにも見えるけど、鰭が大きいような・・・。後でクロサギと確認、初見参。ずいぶん来たけどこっちでいいの?。ここで方向転換、元来た方へ逆戻り。どうやら突堤の先端の方まで来ちゃったみたい。コスジイシモチやカワハギの幼魚に見送られ、最後のお見送りは”うなづき君”、「お疲れさまでした。」

ついに、”ねごめし”
帰りの支度をさっさと終えて、一路食事に”ふじいち”へ。この時期だけあってまだ人が少ない。おかげで、いつもは売り切れの”ねごめし”を注文、初めての体験。
ここで”ねごめし”の解説。3合丼(赤身と白身の魚とイカのたたき丼)に味噌が乗っている。まず味噌をどけ、わさび醤油で半分ほどを食べた後、残りを味噌とだし汁で溶いて食べる。「1食で2度おいしい」が売り。生が好きな人は3合丼の方がお勧め。いずれにしてもおすすめ地元産のアジとイカ、+マグロのたたきは美味しいので、一度お試しを。
最後は大磯のパーキングでアイスを食べながらログ付け。東名事故の影響で、厚木でちょっと渋滞したけれど、そこを過ぎれば順調、無事帰着。ついにシーズン開幕だ!!。

魚090 トビエイ/ウツボ/カサゴ/ミノカサゴ/キンギョハナダイ/ネンブツダイ/クロホシイシモチ/キンセンイシモチ/マアジ/チョウチョウウオ/クマノミ/ソラSD/イラ/オハグロベラ/キュウセン/ホンベラ/イトベラ/カミナリベラ/ササノハベラ/サビハゼ/ハナハゼ/カワハギ/キタマクラ/ウミスズメ/ハオコゼ/ヒメジ/クツワハゼ/アオリイカの卵
魚091 カサゴ/ミノカサゴ/メバル/ハオコゼ/キンギョハナダイ/ネンブツダイ/クロホシイシモチ/キンセンイシモチ/コスジイシモチ/コロダイ/ミナミハタンポ/ヒメジ/ウミヒゴイ/タカノハダイ/ソラSD/オハグロベラ/キュウセン/ホンベラ/カミナリベラ/ササノハベラ/トラギス/サビハゼ/ダテハゼ/カワハギ/キタマクラ/サラサエビ/アカエイ/クロサギ/メイチダイ/メイタガレイ