期待の富戸
今日は東伊豆でも人気の高い富戸。早めに来たつもりだが、施設の前はほぼいっぱい。車一台分しかない細い道を通って、先の漁協の駐車場に止める。ここだと施設から少し距離がある。
エントリーの場所はさらにその先。ずっと向こうに見える堤防のところ。ゲゲ。ちょっと憂鬱。
取りあえず着替えて荷物をメッシュバックへ入れ、担いで歩き出す。こんなときリュックタイプは便利。ラッキー。思った通り結構歩く。なぜか普通の格好をした人もちらほら。もしかしたら先の方に施設があるのでは・・・??。実際は観光船の乗り場が。

タンク置き場とトイレだけ
セッティングスペースはあまり大きくない。そのわりに人が多く荷物の置き場が少ない。タンクはちゃんと名札が付いている。この辺は親切。ここでハタと気が付く。タンクがアルミ。ウ、ウェイトが足りない。結局KJ氏が取りに行くことに。ご苦労様。
その間に僕らはセッティング。今朝まで雨が降っていてまだ地面が濡れている。太陽も出ていないし、少し風もある。早く水の中に入った方が暖かいかも。KJ氏が戻ってきたので、ウェイトを2kgずつ増やして、さあエントリーに向かうぞ。
エントリー側の岸に出ると、打ち上げられたゴミがいっぱい。な、なんて汚い。ちょっと寂しくなってしまう。ここはエントリーとエキジットが別に作られ、しかも途中までコンクリの階段状になっている。フィンを履いたままエントリー出来るし、非常に出入りしやすい。GOOD。あるため!!。残念でした。
海の中は別世界・・・
エントリーが入りやすいせいか簡単に潜れた。海中に入ってビックリ。すぐそこからかわいい魚が泳いでる。岩場にはいくつもイソギンチャクがいて、クマノミが出たり入ったりしている。チョウチョウウオやスズメダイが群で泳いでいる。すごい。
岩場に沿って降りていくと砂地に出る。ロープが沖に向かって張られている丁度その上あたりで、青いキレイなハナハゼのつがいがじゃれている。少し行くと、今度はミノカサゴがユウユウと浮かんでいる。すっげ〜。つい見とれてしまう。海草の下にはウツボ君。ちょっとどけると、かまうんじゃねぇ!!と迷惑そう。
もう少し先の一の根まで行くと、ホウセキキントキ,ミツボシクロスズメダイ,キンセンイシモチ,ホンソメワケベラなど、いろんな魚が泳いでいる。中にはスズメダイを捕まえたアオリイカも。既に食いかけ。ご愁傷様。岸に戻る途中でも、アオヤガラやブダイ,ダテハゼとエキジットに戻ってくるまで全然飽きる暇がない。本当に、本当に感激。
エキジットもフィンを履いたままで楽々OK。岸に近い安心感と、魚に見とれてリラックスできたせいだと思うが、今までの最長34分潜って消費量も一番少ない。満足の一本。
さすがにそろそろ・・・
さすがにこの海なら人が集まるのも納得。しかし、この狭いセッティングスペースにいったいどのくらいの人が??。
この場所は半分ボート乗り場も兼用。そのため荷物は片方の端にしか置けない。2重3重に荷物が並ぶ。座って休めるような場所もない。ちょっと辛い。
天気も相変わらず。気温は19℃しかない。風が吹いてさらに寒く感じる。僕は何とか大丈夫だが(結構寒さには強いのかな??)中には寒くて我慢できない人も。ブルブル・・・。早く2本目に入ってしまおう。
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