1999/11/27(土) 初めての沖縄
(沖縄本島 砂辺海岸 No1ポイント)
砂辺

No 器具 温度[℃] 時間 水深[m] 環境 透明度
[m]
タンク スーツ 気温 水面 水中 entry exit 潜水 平均 最大 entry 天気
0009 Al10L 5W1P 27   25 12:33 13:03 30 6.6 12.5 ビーチ 15
0010 Al10L 5W1P 27   25 14:00 14:30 30 8.0 20.3 ビーチ 15

全県制覇だ
羽田で車を預け、早朝便で沖縄へ。空港へ着くと沖縄はまだまだ暖かい。何とクーラーがかかっている。トレ−ナーもコートも必要なし。ザックに押し込む。学生時代から旅行が好きで日本全国回ったけれど、当時沖縄は返還直後。航空運賃も馬鹿にならないし、貧乏旅行の対象には成りにくかった。ひょんなことから全県制覇完成。人生とは不思議なもんだ。
沖縄には電車がない。当然移動は車が主体。今回のレンタカーは予想通り1300のハッチバック。荷物が大きい(SASバックま。と×3)ので3人分はきついかも。案の定トノカバーがじゃっぱずして店に預けて出発。
沖縄限定ファミレスA&Wで昼食をとり、今日お世話になるブルーフィールドさんに連絡。ここでとんだハプニング。北風が強くて初心者が潜れる場所がない・・・・?。そ、そんな。とにかく現地へということで、お店に急行。

ここが日本!?
脇道に入り突き当たりまで進むと堤防に当たる。ここから堤防沿いに進む。堤防にはずっと絵が描かれ、その上には恋人同士が・・・・。う、うらやましい。他にもいろんな人が海を眺めている。雑誌によくのる休憩所のようなものも。あれ、何か雰囲気が・・・。いたずら書きが消されペンキ塗りたての看板が。なんか残念。そこらじゅうに外人さんが。日本離れした風景だ。一見の価値有り。
しばらく堤防沿いに進むと右手に目的の黄色い建物発見。何はともあれ状況を確認。結局カリフォルニアポイントはだめ。ちょっと北よりのNO1ポイントならOK。よかった。さっそく車を止めて準備開始。

砂辺海岸左
砂辺海岸
砂辺海岸右

カッコイイ〜〜
エントリーまで車で送ってもらい、堤防沿いに荷物をおいてセッティング。すぐ脇の方では外人さんが海を眺めている。ウェットを着ているが潜る気配はない。何してんだろ??
堤防の切れ目から階段を下り、テトラポッドの間からエントリー。波打ち際でちょっと波に翻弄される。女性が準備に手間取っていると、外人さんがいつの間にか入ってきて肩に捕まれとジェスチャー。さらに落とし物(スノーケル)まで拾ってくれる。すごくさまになる。カッコイイ〜。

NO1ポイント
3週間振り+波が高い=緊張の図式で、予想通りなかなか潜らない。しばらく波間をプカプカ。やっと潜り初める。水深が浅く、波に揺られるので浮かないように気を付ける。ちょっと楽をして海底のチェーンに捕まって進む。視界も悪くて全然面白くない。
やっと沖の落ち込みに到着。深くなった砂地に下りると波の影響が無くなる。急に視界も良くなり、ほっと一安心。落ち込みに沿って移動を開始。実はここからが本番。今までは単に移動していただけ。早速南の海らしく、ロクセン・アオスジなどのスズメダイ,ニジ・メガネクロ・ナンヨウなどのハギ,アカネやタテジマのキンチャクダイなど、キレイな魚がそこら中に。さらにはトゲチョウチョウウオ,カモハラギンポ,ヒフキアイゴなんかも。ちょっと深場の岩陰にはアカククリの幼魚が。やっぱり沖縄は魚の種類も数も段違い。水温はまだ25℃もあるし、比べる方が間違ってる?
30分ほどでエキジット、結構空気消費量が多い。ちょっとガッカリ。

No1ポイント
ポイント前
定番SAS

今は風は吹いてないのに・・・
堤防に寄っかかって休憩。日差しが暖かく、風も吹いていない。気温は27℃もある。ここはすごく穏やかなのに・・・・。
この間にタンクの交換。空のタンクは堤防の下に降ろして置くだけ。ビーチ全体がダイビングの環境になっている。スケールが違う。外人さんのパトロールといい、堤防の落書きや、そこを通る人たちの雰囲気といい、ここはどこ・・・。ちょっと錯覚。
1本目より潮の引いたビーチからエントリー。海岸が道路の側溝みたいにへこんでいて、そこを通って沖に向かうように出来ている。ちゃんと考えてあるんだと感心。
落ち込みを下り、少し深い方にある根に向かって直進する。相変わらずカラフルな魚が多い。上を見上げるとグルクン(タカサゴ)の群が通り過ぎる。海底の方には脇に大きな黒点を持つサザナミフグや小さなシマキンチャクフグが泳いでいる。根の中程で、まだ生まれて間もないような、ほんの小さなゴンズイが固まって動いている。見ているだけならかわいいのに。
岸に戻り始めたとき、ガイドロープが2重になっている。よくみると茶色いヘラヤガラ。犬みたいな愛嬌のある顔が結構好きだ。アオヤガラの泳ぎ方も愛嬌があっていい。特に上から見ると小さな胸鰭が一生懸命チョコチョコ動いてるのが何ともいえない。ちょっと脱線。
今回は少し落ち着いて潜れ、2本目も楽しく終了。やっぱり沖縄の海はいいな〜。

あれ、なんか足下が・・・
エキジットしてタンクを外し、所定の場所へ置く。残りの荷物を持って堤防沿いに歩いてお店に戻る。ほんの2〜3分の距離だ。シャワーを借りて着替えて荷造り。車に荷物を積んでホテルへ向かって出発。1本内側の道に入るとそこはもう普通の商店街。本当にすぐ向こうに海があるとは思えない。これが沖縄!?。
大通りへ出る。あれ何でサンダルで運転しているの・・・?そういえば靴はどこ???。ぐるっと一周して又海岸沿いに逆戻り。すいませ〜ん。忘れ物です・・・。


魚009 アカククリyg/トゲチョウチョウウオ/チョウチョウウオ/ハタタテダイ/タテジマキンチャクダイ/アオスジスズメスメダイ/ロクセンスズメダイ/ミツボシクロスズメダイ/ブダイ/カモハラギンポ/ヒフキアイゴ/ナンヨウハギ/ニジハギ/カマスの群/ツノダシ/アカネキンチャクダイ/メガネクロハギ
魚010 ゴンズイ/ヘラヤガラ/タカサゴ(グルクン)/ヒメフエダイ/サザナミフグ/シマキンチャクフグ

リゾートホテルへ
今度こそ大通りへ出て、嘉手納ロータリーを通り北上。今日の宿泊地、恩納村のリザンシーパークホテル谷茶ベイに到着。沖縄一の部屋数を誇り、屋内外のプール,ゲームセンターやコンビニまである。部屋は7回。オーシャンビューのベランダ付き。器材を干すのに便利。部屋も十分大きく贅沢なくらい。
まず海水パンツでも洗って・・・。あれ、私の水着は??とY子さん。結局食事を兼ねてもう一度砂辺までドライブ。毎度〜忘れ物で〜す。ホテルに戻る途中、ドライブインで食事。食後は街道筋で見つけたブルーシールズでダブルコーンを。おいし〜〜〜い。
ホテルへ帰って部屋に戻ると今日の疲れがどっと出てきた。今日はここまで、お休みなさい。
ホテルから