1989(日本自動車博物館)

NISSAN[日]
MARCH Super Turbo[1989]

車両形式 3ドアHB E-EK10型
L×W×H 3,735×1,590×1,395
WB 2,300 Tr 1,350/1,335 120
R40L Wt 770(780)kg 5
エンジン
種類 MA09ERT型:直4OHV+2T+S
排気 930cc 66.0×68.0mm 7.7:1
馬力 110ps/6,400rpm(net)
トルク 13.3kgm/4,800rpm
駆動系
駆動 F・F 変速 5MTⒻ/3AT
サス 独MFSⒸ/4LⒸ
備考 175/65R13 ブレーキ ⓋDiⓈ/DrⓈ
価格 1,153,000円(1,169,000円)
マーチは、1982年から製造されているハッチバック型のコンパクトカー。扱いやすいコンパクトなボディに大人4人が快適に移動できるキャビンを持つ、合理的なパッケージング。初代”K10型系”(1982- 92)は、当初から最小限の装備だけを持っていたが、最終型にはパワーウインドウ装着車 (FV) も存在した。展示車は、MA09ERT930cc空冷式インタークーラー、ダブル過給機付きECCSエンジンを搭載。
MA10ETエンジンをベースにスーパーチャージャーを追加することにより、動力性能と全域高レスポンスの向上を図ったエンジン。スーパーチャージャーは、ターボチャージャーの働かない低回転域でのレスポンスと出力を向上し、高回転域では、ターボチャージャー(インタークーラー付)が出力の向上を図った。

NISSAN[日]
S-Cargo[1989]

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車両形式 3ドア トールワゴン型ライトバン
R-G20型
L×W×H 3,480×1,595×1,835
WB 2,260 Tr 1,395/1,340 165
R40L Wt 950kg 4
エンジン
種類 E15S型:水冷 直4SOHC
排気 1,487cc 9.0:1
馬力 73ps[54kW:/5,600rpm
トルク 11.8kgm[116Nm]/3,200rpm
駆動系
駆動 F・F サス S/T 変速 3AT㋑
タイヤ 155SR13-6P ブレーキ Di/LT
備考 300kg積 価格 1,220,000円
エスカルゴは、1989-1990年に販売されたフルゴネットタイプのライトバン。パルサーバンのプラットフォームをベースとしたパイクカー。一連のパイクカーの中で、唯一の商用貨物車。丸く背の高いシルエットや、大きく飛び出したヘッドランプなど、カタツムリがモチーフ。自動車らしさ(機械臭)を抑えるため、フロントエンドには目立つグリルは無く、パンチングメタル風の処理となっており、ヘッドランプも法規内で可能な限り内側に寄せられている。ATのセレクターは、当時では珍しいインパネシフト。商用車としてはAT専用車というのも日本では異例。

MAZDA[日]
Capella[1989]

車両形式 4ドアセダン E-GD8P型
L×W×H 4,515×1,690×1,395
WB 2,575 Tr 1,460/1,455 150
R60L Wt 1,080(1,120)kg 5
エンジン
種類 F8型:直4SOHC
排気 1,789cc 86.0×77.0mm 8.8:1
馬力 82ps/5,500rpm(net)
トルク 13.6kgm/2,500rpm
駆動系
駆動 F・F 変速 5MTⒻ(4ATⒻ)
サス 4独MFSⒸ/SⒸ
タイヤ 165SR13 ブレーキ ⓋDiⓈ/DrⓈ
価格 1,344,000円(1,437,000円)
カペラは、1970-2002年に生産されていた乗用車。5代目”GD/GV型”は、1987-99年。1988年2月、電子チューナーラジオ、オートアンテナなど装備を充実した特別仕様車1,800ccプロフィールシリーズを追加(セダン・SG-X、SG-Xi、CG・SG-R、SG-Ri)。タイヤのホイールキャップから、1800のシリーズではないかと思われる。データは、「カペラセダン1800プロフィール」のもの。
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金を限りなく薄く延ばし厚さ1万分の3㎜・大きさ3寸6分(約109㎜)角の金箔を特殊な接着剤で1000枚貼り、表面の金箔のムラが無く、しかも洗車可能なコーティング剤を使用している。作業は全て手作業で、製作の金沢市・兼六仏壇店が開発に8年の年月をかけたそうだ。スカート部分には、加賀友禅の水鳥の紋様が描かれている。(解説文より)

SUBARU[日]
JIOTTO CASUPITA[1989]

車両形式
L×W×H 4,534×1,996×1,136
WB 2,700 Tr 70-130
Wt 1,100(1,240)kg 2
エンジン
種類 MM型:F12DOHC60v
排気 3,497cc
馬力 585ps/10,750rpm
トルク 39.2kgm/10,500rpm
駆動系
駆動 M・R 変速 6MT
サス DW/DW
タイヤ 245/40ZR17/335/35ZR17
備考 ブレーキ
価格
CFRPモノコックボディー,「道路を走れるF-1」,富士重工,ワコール,童夢の共同開発。1991年には生産/販売を予定していたらしい。
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1989年の東京モーターショーに出展された、「公道を走れるレーシングカー」がコンセプトの車。ジオットがプロデュースし、童夢が設計製作を担当、エンジンがスバルとMOTORI MODERNI(伊)の共同開発という。ボディはカーボンコンポジットモノコックで85kgという超軽量。フロントとリヤに電動式可変スポイラー。ボディー下もアンダーパネルによりフラットボトム化。車高調節付(70-130mm)のダブルウィッシュボーンサスペンション。エンジンは水平対向12気筒の「SUBARU-MM」をストリート仕様にディチューン。

SUZUKI[日]
MIGHTY BOY[1989]

データは、1987-88年カタログの「PS-L」
車両形式 ピックアップトラック M-SS40T型
L×W×H 3,195×1,395×1,365
WB 2,150 Tr 1,215/1,170 190
Wt 530kg 2
エンジン
種類 F5A型:水冷4st 直3OHC
排気 543cc 9.7:1
馬力 31ps/6,000rpm(gross)
トルク 4.4kgm/3,500rpm
駆動系
駆動 F・F 変速 5MTⒻ(4MT)
サス SⒸ/半Ⓛ
タイヤ 4.50-12 4P ブレーキ DiⓈ/DrⓈ
備考 価格 548,000円
マイティボーイは、1983-1988年に生産されていたボンネット型軽トラック。「マー坊」の通称で親しまれた。2代目セルボをベースに、Bピラーより後方のルーフを切り取り、ピックアップトラックにした。 荷台全長は660mm、積載能力は他の軽トラックよりも遥かに劣るが、その分キャビンが広く、シートもスライドやリクライニングが可能であり、座席後方のスペースも収納場所としては広い。セルボベースである為、フロントガラスの傾斜が強く、ドライビングポジションはスポーツカー的な要素が強い。
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