国鉄DD50形ディーゼル機関車
寸法(mm)
全長 11,800
全幅
全高
軌間 1,067
重量(t)
装備 60.0
軸形式等
軸配置 Bo-Bo
機関
種類 4st直8D 単動過給
三菱重工8LDA25形
定格
出力
1時間 1,050ps/850rpm
連続  900ps/800rpm
その他
変速機 電気式動力伝達
最高速 90km/hr
引張力 -kg
DD50形ディーゼル機関車は、かつて日本国有鉄道(国鉄)に在籍した電気式ディーゼル機関車。
日本初の幹線用ディーゼル機関車。1953(昭和28)年から製造。
運転台が片側にしかなく、常に2両を背中合わせに連結して重連運転することを前提として製造。
運転台側の前面形状は2枚窓半流線形のいわゆる「湘南形」。
特に1次型は、幅が狭く天地寸法の大きめな前面窓と、連結器付近まで延びた前面外板による面長で、「海坊主」と呼ばれた。2次車では前面窓寸法が横長となって、窓隅のRも小さくなり、前面に排障器が装着されたこともあって、1次型より垢抜けた。
外部塗装はぶどう色2号に白色の帯であったが、1964(昭和39)年頃に上半が朱色4号、下半がねずみ色1号のツートーンカラーで、間に白帯を配した塗装に変更。

1次車:1953(昭和28)年に3両が製造。
2次車:1954(昭和29)年に3両が製造。
1次車と2次車では車体形状が若干異なっており、2次車では前面排障器が車体と別部品。

DD50 1次車
1次車:1953(昭和28)年に1-3が製造。写真左側の車両。
撮影 1974/8/15
場所 米原機関区
路線 東海道本線
車両 DD50-2
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DD50 2次車
2次車:1954(昭和29)年に4-6両が製造。写真右側の車両。
撮影 1974/8/15
場所 米原機関区
路線 東海道本線
車両 DD50-4
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