オオヒキガエル Bufo marinus |
カエル亜目ヒキガエル科ヒキガエル属 | |
大蟇蛙/Cane toad,Giant marine toad |
陸 | 100622 小笠原諸島 | by Yun |
分布: | 自然分布は、北アメリカ大陸南部〜南アメリカ大陸北部。世界各地に移入され、アメリカ合衆国(フロリダ州、ハワイ州)、インドネシア、オーストラリア、ソロモン諸島、台湾、日本(小笠原諸島、石垣島、北大東島、南大東島)、パプアニューギニア、フィジー、フィリピン、モーリシャスなどに人為分布。 |
特徴: | 最大体長15.5cm。ヒキガエル科最大種。地域により体長、体形、体色に変異(スリナムの個体群は特に大型化Max22cm)。皮膚の表面には疣。鼻孔から眼の周囲にかけて骨質の隆起が発達。耳腺は大型。毒性は強く人に対しては目に入ると失明したり、大量に体内に摂取すると心臓麻痺することもある。卵や幼生も毒を持つ。 |
備考: | 他の英名:Giant toad,Marine toad 主にサトウキビ畑の害虫駆除のために世界各地に移入。大型である上に繁殖力が極めて強く、また有毒種のため天敵がいないことから移入先で爆発的に増加。昆虫などの小型動物を捕食したり、また本種を食べようとした脊椎動物などの大型動物が毒による被害が懸念。 |