シロイルカ
Delphinapterus leucas
鯨偶蹄目クジラ目ハクジラ亜目
マイルカ上科イッカク科シロイルカ属
白海豚/Beluga,White whale
参考 101023 鴨川シーワールド13-1 by Ryo 素人が作ったお魚図鑑
101023 鴨川シーワールド13-1 by Ryo
分布: 主に北極および北極圏。北緯50度から80度の北極圏および亜北極圏の海域を回遊。この他に、セントローレンス川河口からサグネ川あたり(カナダ・ケベック州)に孤立集団。
特徴: 体長:雄5.5m,雌4m弱。全身ほぼ真っ白。出産直後は全身が灰色、成長とともに脱皮を繰り返し白くなっていく。若い個体では青みがかった白、オスは9歳、メスは7歳で真っ白になる。尾鰭に茶色の後縁があるが、これも加齢とともに鮮明になる。
頭部の額に突き出している脂肪組織(メロン)は、他のハクジラ類よりも丸く柔らかい。この部分は、鼻腔の奥を振動させて生じた音波をレンズのように収束させ、個体間のコミュニケーションとエコーロケーションに用いる。高音の笛のような音を発生。シロイルカはこの形状を自分の意思で変えることができる。
七つの頸椎が互いに不動状態に固定されておらず、頭部を上下左右に振ることが可能。効率良く水を吹き付けるように、口は単に開閉するだけでなく、ひょっとこのように突き出すことができる。背鰭は若干盛り上がった「突起物」。胸鰭が年齢とともに上方へ反り返る。尾鰭は中央に切れ込み。
備考: 主に魚類を捕食するが、泳ぎが遅いためイカやタコなどの頭足類、カニやエビなどの甲殻類も捕食。餌は主に水深300mまでの範囲で捕るが、少なくとも倍の600m程度までは潜水することができる。
水族
館等:
鴨川シーワールド13-1ベルーガパフォーマンス
101023 鴨川sw13-1