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分布: |
アジアの沿岸海域、特にインド、中国、インドネシア、日本の沿岸。長江では淡水に生息する特異的な個体群が見られる。 |
特徴: |
体長2m、体重60kg。クジラ類では最も小型の種の一つ。 口吻の突出はほとんどなく、噴気孔の後ろに僅かな陥没。背鰭はほとんどなく、背面正中線上の皮膚が盛り上がった隆起が尾鰭間際まで続く。尾鰭の両端は尖り、中央にはっきりとした切れ込み。
成体は全身が明灰色。生まれた直後は背の隆起付近は灰色で大部分は黒いが、4〜6ヶ月で全身灰色。 |
備考: |
3亜種
N. phocaenoides ssp. phocaenoides
インド洋沿岸から香港に分布
N. phocaenoides ssp. asiaeorientalis
長江の淡水性、絶滅危惧IB類
N. phocaenoides ssp. sunameri
日本近海に分布 |
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