フクロウ(ホンドフクロウ)
Strix uralensis (hondoensis)
フクロウ目フクロウ科フクロウ属
(本土)梟/Ural owl
参考 160325 東武動物公園1-3 ワクワクストリート3(日本産動物舎) by Ryo 素人が作ったお魚図鑑
以下のように亜種に分類されるが、日本には4亜種が分布。
S. uralensis macroura :ヨーロッパ中央部と南東部。 
S. uralensis liturata :ホーランド北部とスカンジナビア半島からロシア北西部にかけてる。 
S. uralensis uralensis : 東ヨーロッパのロシアから西シベリアにかけて。 
S. uralensis yenisseensis :シベリア中央部と北東部からモンゴル高原北西部にかけて。 
S. uralensis daurica :シベリア中南部とモンゴルから外満州西部と北部、満州西部と北部にかけて。 
S. uralensis nikolskii :外満州東部、サハリン、中国北東部、朝鮮半島。 
S. uralensis japonica : エゾフクロウ、千島列島南部と北海道。
S. uralensis hondoensis : フクロウ、本州北部。以前はトウホクフクロウと呼ばれていた。
S. uralensis momiyamae :モミヤマフクロウ、本州中部。
S. uralensis fuscescens :キュウシュウフクロウ、本州南部、四国、九州。
分布: フクロウは、スカンジナビア半島から日本にかけてユーラシア大陸北部に帯状に広く分布。温帯から亜寒帯にかけての針葉樹林、混交林、湿地、牧草地、農耕地などに生息し、留鳥として定住性が強い。日本では、九州以北から、四国、本州、北海道にかけて分布する留鳥で、平地から低山、亜高山帯にかけての森林、農耕地、草原、里山などに生息。
特徴: 全長50-62cm。翼開長は94-110cm。尾長22-25cm。体重:♂500-950g,♀570-1,300g。尾羽は褐色横斑があり、やや長く扇形。上面は褐色の羽毛で覆われ、濃褐色や灰色、白い斑紋が入る。下面は白い羽毛で被われ、褐色の縦縞。顔は灰褐色の羽毛で被われ、顔を縁取る羽毛(顔盤)はハート型。翼は短く、幅広。翼下面は淡褐色の羽毛で被われ、黒い横縞。雌雄同色。
平たいお面のような顔で、頭は丸くて大きい。目は大きく、眼球が大きく発達。角膜は大きく盛り上がり、網膜細胞が発達。目は、頭部前面に横に並ぶ。虹彩は黒や暗褐色。嘴は先端が鋭く、短く折れ曲がり、緑がかった黄褐色。趾は羽毛で被われ、指が前後2本ずつに分かれ、大きな指の先に鋭いかぎ状の爪。耳は目の横にあり顔盤の羽毛で隠れる。幼鳥は全身が白い羽毛で被われる。
備考: 夜行性。
水族
館等:
東武動物公園1-3 日本産動物舎
よこはま動物園ズーラシア 亜寒帯の森
参考 181119 よこはま動物園ズーラシア 亜寒帯の森 by Ryo
参考 181119 よこはま動物園ズーラシア 亜寒帯の森 by Ryo
181119 よこはま動物園ZOORASIA