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分布: |
東アジア:日本ではほぼ全国に分布する留鳥。ただし寒冷地の個体は冬季に暖地へ移動する。平地から高山帯のハイマツ帯に至るまで生息するように、環境適応能力は広い。笹の多い林下や藪を好むが、さえずりの最中に開けた場所に姿を現すこともある。警戒心が強く、声が聞こえても姿が見えないことが多い。
現代的な分類でのウグイス(マンシュウウグイスを含みチョウセンウグイスを含まない)
日本(南西諸島を含む),サハリン,東部・中部中国で繁殖、南部・東南部中国,台湾,東南アジアで越冬。
広義のウグイス(チョウセンウグイスも含む)
繁殖地は南東シベリア,中国東北部,朝鮮半島が加わる。
狭義のウグイス(マンシュウウグイスも含まない)
日本(南西諸島を含む)とサハリンのみで繁殖、南部・東南部中国,台湾で越冬。 |
特徴: |
体長:雄16cm,雌14cm。翼開長:雄21cm,雌18cm。体色は、背中がオリーブ褐色、腹面は白色、全体的に地味。雌雄同色。 |
備考: |
「ホーホケキョ」と大きな声でさえずる。日本三鳴鳥の1つ。
山梨県と福岡県の県鳥であり、日本の多数の市町村などの自治体指定の鳥。
亜種(○印は日本に生息する種)
○Horornis diphone cantans, ウグイス:北海道から九州まで広く分布する普通種。
○Horornis diphone diphone, ハシナガウグイス:普通種と比較し、やや小型で嘴が長く、さえずりは活発ではなく、縄張りは狭い。
○Horornis diphone restrictus, ダイトウウグイス:沖縄本島と喜界島に生息していることが確認。
○Horornis diphone riukiuensis, リュウキュウウグイス:越冬のため冬に沖縄に飛来。
Horornis diphone sakhalinenis, カラフトウグイス:灰色味が強い。
Horornis diphone canturians, マンシュウウグイス:かつて広義には含まれたが狭義には含まれなかった。 |
撮影: |
青森県東津軽郡外ヶ浜町三厩龍浜(津軽半島の最北端)龍飛崎
東京都板橋区 |
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170604 大井川鉄道井川線
「奥泉」駅♂ |
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