日本伊豆の魚2 (スズキ目スズキ亜目) |
棘鰭上目 | |||||
スズキ目スズキ亜目 | |||||
ハタ科ハナダイ亜科 | |||||
サクラダイ | several | キンギョハナダイ | every | スジハナダイ | some |
大瀬崎柵下で撮影。ちょっと深めに生息。大瀬崎では外洋側の砂地が-35m位で、ここに群れている。 | 網代キッテ根で撮影。日本中どこでも見られる。赤・白・オレンジと、中々きれい。特に雄は着飾っている。タイやニューカレドニアでも見られた。 | 大瀬崎柵下で撮影。ちょっと深めに生息。外洋側の砂地-30m位で、サクラダイと一緒に群れていた。 | |||
アカオビハナダイ | several | ||||
土肥通り崎ビーチ沈船-20mで撮影。雄は体の側面に斜めの赤帯。雌は尾鰭先端が赤色。 | |||||
ハタ科マハタ亜科 | |||||
アカハタ | often | クエ | several | マハタ | several |
安良里黄金崎で撮影。沖縄やバリ島、リロアンでも見られるが、ちょっと模様が違う気も。赤くて結構大きくなるので目立つ。 | 海洋公園で撮影。大きなハタ。岩の裂け目にすぐに逃げ込む。 | IOP-20mで撮影。これは若魚、成魚は深場に居る。 | |||
オオモンハタ | usually | ホウセキハタ | some | シロブチハタ | some |
富戸ヨコバマで撮影。伊豆付近でよく見られるハタ。色は地味。 | 富戸ヨコバマで撮影。オオモンハタに似るが、尾鰭の縁の白線が無く、こっちの方が全体にシャープ。普段は深場の種。 | 安良里黄金崎ビーチ-13m 撮影地:伊豆〜インドネシア |
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ヌノサラシ科 | タナバタウオ科 | ||||
ルリハタ | several | ナカハラタナバタウオ | several | タナバタウオ | several |
伊豆海洋公園1の根で撮影。クエ穴と呼ばれるがけの窪みにいた。 | 川奈ビーチ3mで撮影。ガイドロープの真下。まさかこんなところに・・・。 | 川奈ビーチ3mで撮影。ナカハラタナバタウオと同じ場所? | |||
アゴアマダイ科 | |||||
ニラミアマダイ | some | ||||
海洋公園-20mで撮影。カエルじゃないんだ・・・。 | |||||
テンジクダイ科 | |||||
クロイシモチ | some | ネンブツダイ | every | クロホシイシモチ | every |
安良里黄金崎で撮影。砂地にある枯れ木などの障害物の下で群れていた。 | 富戸ヨコバマで撮影。大群で泳ぎ回る。クロホシイシモチとは若干住み分けしているような気がする。透明感がある。 | 大瀬湾内 撮影地:伊豆,沖縄 大群で泳ぎ回る。群れは壮観だが、単体はなんの変哲も無い。眼の斜め後ろ上にある黒点が目印。 |
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キンセンイシモチ | several | オオスジイシモチ | every | コスジイシモチ | every |
大瀬崎湾内-22mで撮影。伊豆〜奄美・沖縄周辺で見られ、ニューカレドニアでも見られた。 | 富戸ヨコバマで撮影。結構大きくなる。小さいうちは群れるが、大きくなると岩の間などでじっとしている。ニューカレドニアでも見られた。 | 網代キッテ根で撮影。オオスジイシモチと同じような状況だが、やや浅めにいるような気がする。 | |||
スダレヤライイシモチ | any | ||||
土肥通り先で撮影。一応これにした(ヤライイシモチ系の幼魚はあまり区別がつかない)。いずれにしろ季節来遊。 | |||||
キス科 | キツネアマダイ科 | ムツ科 | |||
シロギス | often | キツネアマダイ | several | ムツ | several |
安良里黄金崎で撮影。比較的浅い砂地を数匹の群れで泳いでいる事が多い。止まらないので写真は撮りにくいんだよね。 | 大瀬崎湾内で撮影。沖縄周辺で見られる。 | 伊豆海洋公園(-15m)で撮影。富戸ヨコバマで、ときどきテトラの間を泳いでいる。 | |||
シイラ科 | |||||
シイラ | some | ||||
土肥通り崎沖で撮影。たまたまフロートでボート待ちの時に撮影。 | |||||
アジ科 | |||||
ブリ | seveal | ヒラマサ | seveal | カンパチ | seveal |
安良里黄金崎で撮影。言わずと知れた出世魚。岸近くにいるのはハマチクラス?。見た目だけではヒラマサとの区別は大変。 | 富戸ヨコバマで撮影。岸近くを泳ぐ成魚はヒラマサの可能性が大きいんじゃないかな?。富戸には根付きがいるようだ。 | 富戸ヨコバマで撮影。側面にある緑のラインが目の部分から上にあがる。マアジより一回り大きい若漁が中層で群れている。 | |||
ツムブリ | some | マアジ | often | メアジ | some |
川奈馬の背No4フロートで撮影。海面に浮くフロートの周辺を5cm程の個体が群で泳いでいた。 | IOP-10mで撮影。砂地の上方をよくトルネードしている。前半の側線が上のほうに迂回している。 | 富戸ヨコバマで撮影。マアジの群れにまじっていた。側線がまっすぐ。 | |||
シマアジ | some | ギンガメアジ | some | カスミアジ | some |
土肥通り崎で撮影。体高がちょっと高く黄色の縦帯が決め手。シマアジは美味しいよね。 | 土肥通り崎ビーチ-20mで撮影。バリ島やランカヤン島、タイ、ティンゴル島、ニューカレドニア,リロアンなどでは良くでも見られる。 | IOP-15で撮影。沖縄以南、東南アジアではよく見るが、伊豆では季節来遊?何食わぬ顔でカンパチの群れに紛れ込んでいた。 | |||
カイワリ | often | ||||
富戸ヨコバマで撮影。数匹の群れで砂地の低いところを泳いでいる。良く他の魚といっしょに行動している。 | |||||
フエダイ科 | |||||
アオチビキ | some | ヒメフエダイ | any | ヨスジフエダイ | some |
安良里黄金崎で撮影。黄金崎で岩場から沖へ向かって泳いでいった。与那国でも見た? | 富戸ヨコバマで撮影。バリ島やニューカレドニアで見られた。南方種。季節来遊の幼魚だと思う。 | 黄金崎ビーチ-10mで撮影。沖縄〜モルディブ,パラオ,ハワイでも見られた。あちらでは大群で泳いでいる。 | |||
ベンガルフエダイ | some | ヨコスジフエダイ | some | クロホシフエダイ | some |
黄金崎ビーチ-10mで撮影。奄美やマレーシアでも確認したが、実際はヨスジフエダイと混同されているものも多いようだ。実際混泳している場合が多いらしい。 | 雲見-24mアーチ(-24m)で撮影。 | 雲見牛着岩(-20m)で撮影。ランカヤン島やニューカレドニアで見られた。 | |||
クロサギ科 | |||||
クロサギ | often | ||||
大瀬湾内-10mで撮影。汽水域を好む。浅い砂地の低いところを行ったり来たりしている。水中で静止するが、近づくとすぐ逃げる。 | |||||
イサキ科 | |||||
イサキ | often | アジアコショウダイ | any | コロダイ | often |
網代キッテ根で撮影。どこでも見るが、特に網代のキッテ根では、若い白黒の筋の大群が、よく根の周りを泳いでいる。 | 雲見牛着岩(大牛-15m)で撮影。奄美や沖縄周辺、リロアンでは見たが、伊豆では初めて。 | 富戸脇の浜で撮影。砂地のすぐ上をゆっくり泳いでいる事が多い。特に富戸の脇の浜では良く見る。石垣島やランカヤン島、リロアン、ニューカレドニアでも見た。 | |||
タイ科 | |||||
マダイ | several | クロダイ | several | ヘダイ | some |
安良里黄金崎B-10mで撮影。幼魚が砂地を泳いでいるを良く見る。体はややピンクで銀ラメをふったような感じが多い。 | 土肥通り崎で撮影。まさにタイといった感じ。まったく飾り気が無く、やや長い。黄金崎や土肥で、ごく浅瀬で良く見る。 | 土肥通り崎で撮影。ごく浅瀬で見た。クロダイかと思ったが、やや寸詰まり。 | |||
フエフキダイ科 | |||||
ヨコシマクロダイ | several | メイチダイ | often | イトフエフキ | often |
土肥通り崎で撮影。沖縄やバリ島で普通に見られる。伊豆では砂地にある大きな岩の下などで幼魚を見る。 | 富戸ヨコバマで撮影。砂地の低いところを泳いでいる。自分の意思で横筋を出したり消したり出来る。1本は眼の真上を通る。 | 富戸ヨコバマで撮影。よく浅場の岩場の上を、低く泳ぎまわっている。 | |||
イトヨリダイ科 | |||||
イトタマガシラ | several | タマガシラ | several | ||
大瀬崎湾内-19mで撮影。砂地のごく低いところを泳いでいた。 | 大瀬湾内-10mで撮影。メイチダイなどと同じように砂地の低いところを泳いでいた。 | ||||
ヒメジ科 | |||||
ヒメジ | every | ヨメヒメジ | every | モンツキアカヒメジ | any |
安良里黄金崎で撮影。黄色い髭を忙しそうに動かして、砂の中の小さな虫を、掻き分けながら泳いでいる。 | 安良里黄金崎で撮影。ヒメジとほぼ同じ。黄色い髭を忙しそうに動かしている。ヒメジよりやや大型。バリ島やティンゴル島、ニューカレドニアにもいた。 | 富戸ヨコバマで撮影。沖縄やバリ島にいる。本当ならいるはずが無い?。季節来遊?。それとも他のヒメジ?。 | |||
アカヒメジ | any | インドヒメジ | some | ウミヒゴイ | several |
富戸ヨコバマで撮影。沖縄やハワイで普通種。バリ島やタイでも見た。やっぱり流されてきたと考えるべき? | 八幡野ビーチで撮影。小さいのしか見たことが無いが、伊豆でもたまに見れる。他のヒメジの幼魚と一緒に行動していた。 | 富戸脇の浜で撮影。大きくなるヒメジ。これももう少し南の方が中心らしいが、伊豆で結構大きいのにも会う。 | |||
タカサゴヒメジ | several | コバンヒメジ | several | オジサン | any |
大瀬崎湾内-10mで撮影。側面の真ん中に赤い点がある。 | 土肥通り崎(-3m)で撮影。ニューカレドニアでも見られた。 | 八幡野ビーチで撮影。沖縄周辺〜バリ,ハワイ,ニューカレドニアどこでも見られる。伊豆では希少。黒潮に乗って流れてきたのでしょう。 | |||
ホウライヒメジ | several | オキナヒメジ | several | ||
黄金先ビーチ-10mで撮影。伊豆〜沖縄周辺で見られる。 | 大瀬崎湾内-1mで撮影。ホウライヒメジに似ており、なかなか区別がつきにくい。。 | ||||
ハタンポ科 | |||||
キンメモドキ | some | ツマグロハタンポ | often | ミナミハタンポ | often |
黄金崎ビーチで撮影。伊豆〜インドネシア,モルディブでも見られた。こちらでは群れになるほどの数はいないようだが・・・。 | 網代キッテ根で撮影。岩の間やテトラの間で群れている。側線が尾鰭まで続き、眼が大きく、背鰭の先が黒い。 | 雲見牛着岩で撮影。ツマグロハタンポと同じ習性。混生していることもある。側線や背鰭の色が違う。沖縄でも見られる。 | |||
チョウチョウウオ科チョウチョウウオ属 | |||||
コクテンカタギ | several | ミゾレチョウチョウウオ | some | アケボノチョウチョウウオ | some |
網代キッテ根で撮影。南方種だが、成魚の写真が無いのに、幼魚は伊豆で数回見ている。 | 伊豆海洋公園-10mで撮影。沖縄周辺では普通種。幼魚は伊豆でも見られる。 | 土肥通り崎で撮影。伊豆では幼魚が見られる。成魚は沖縄やタイ、ニューカレドニアで見られた。 | |||
チョウチョウウオ | often | チョウハン | some | トゲチョウチョウウオ | some |
富戸ヨコバマで撮影。北方適応種。周りの色に影響されるのか、鮮やかさは今ひとつ。沖縄周辺でも時々見られる。 | 富戸ヨコバマで撮影。伊豆で幼魚が見れる。成魚は沖縄やティンゴル島、タイ、ハワイでも見られた。 | 富戸ヨコバマで撮影。伊豆で幼魚が見られる。成魚は宮古島や沖縄周辺で見られる。 | |||
フウライチョウチョウウオ | some | シラコダイ | every | ||
富戸ヨコバマで撮影。伊豆で幼魚が見られる。成魚は宮古島やバリ島でよく見た。 | 八幡野ビーチで撮影。北方適応種。伊豆がホームグラウンド。色については見ての通り。 | ||||
チョウチョウウオ科チョウチョウウオ属以外 | |||||
タキゲンロクダイ | some | フエヤッコダイ | any | ハタタテダイ | any |
富戸ヨコバマで撮影。幼魚は伊豆でも見られるが、成魚はバリでしか見たことが無い。 | IOP-26で撮影。沖縄やハワイでは普通種。季節来遊魚。 | 川奈ビーチ-8mで撮影。沖縄周辺、ランカヤン島,、タイやバリ島で見られた。 | |||
ミナミハタタテダイ | any | ムレハタタテダイ | several | シマハタタテダイ | any |
大瀬崎湾内(-7m)で撮影。南方ではよくペアで見るが、伊豆では初めて。季節来遊魚。 | 富戸脇の浜で撮影。最近は幼魚の群れはほとんど毎年見られる。 | 伊豆海洋公園送出付近(-7m)で撮影。南方ではたまに見るが、伊豆では初めて。季節来遊魚。 | |||
キンチャクダイ科 | |||||
サザナミヤッコ | any | タテジマキンチャクダイ | any | キンチャクダイ | often |
伊豆海洋公園送出-5mで撮影。南方では普通に見るが、伊豆では初めて。季節来遊魚。 | 伊豆海洋公園-15mで撮影。南方では普通に見るが、伊豆では初めて。季節来遊魚。 | 八幡野サザエ根で撮影。どこでも見られるが岩場に多い。幼魚は真っ黒に黄色い横線とまるで違う。 | |||
シテンヤッコ | some | タテジマヤッコ | any | レンテンヤッコ | some |
土肥通り崎で撮影。伊豆で幼魚が見られた。成魚は沖縄周辺、バリ島、タイなどで見られた。 | 富戸ヨコバマで撮影。伊豆では幼魚も珍しい。成魚は沖縄やセブ島、バリ島で見られた。 | 富戸ヨコバマで撮影。伊豆では普通種だが、やや深めの岩礁域にいる。岩の間にいた。 | |||
カワビシャ科 | メジナ科 | ||||
テングダイ | some | クロメジナ | several | メジナ | often |
雲見-24mアーチで撮影。生息水深が深いため、見るのはちょっと大変。たまに上がってきたとき見れればラッキー。 | 川奈ビーチ-1mで撮影。浅瀬で群れていた。メジナと混成していることもあり、今まで区別していなかった。 | 富戸ヨコバマで撮影。浅瀬でアイゴと群れていたり、ちょっと深場でニザダイと群れていたりと、どこにでも現れる。 | |||
イスズミ科 | タカベ科 | カゴカキダイ科 | |||
ノトイスズミ | some | タカベ | some | カゴカキダイ | every |
IOPエキジットで撮影。本州中部以南。 | 土肥通り崎で撮影。群れで泳ぎ回る。伊豆にいる魚にしては色がきれい。タカサゴ類に似ているよね。 | 網代キッテ根で撮影。どこでも見れるが、特に網代キッテ根の底の方ではいつも群れている。 | |||
イシダイ科 | ゴンベ科 | ||||
イシダイ | often | ミナミゴンベ | several | オキゴンベ | every |
網代キッテ根で撮影。幼魚から成魚まで、いろんなところで見られる。岩の隙間や下の裂け目などによくいる。 | IOP-15mで撮影。バリ島やリロアンでも見られた。 | 富戸ヨコバマで撮影。伊豆にいる代表的なゴンベ。やっぱり色は地味。 | |||
イシガキダイ | several | クダゴンベ | some | ウイゴンベ | several |
富戸ヨコバマで撮影。イシダイと同じところにいるが、数は少ない。イシダイとのハイブリットも結構多いらしい。 | 黄金崎B-19mで撮影。通常伊豆では生息水深が深く、あまりお目にかかれない。 | 富戸ヨコバマで撮影。生息水深がやや深め。トサカ十字付近に良く群れている。ゴンベの割にはきれい。 | |||
タカノハダイ科 | |||||
タカノハダイ | every | ユウダチタカノハ | some | ミギマキ | every |
富戸脇の浜で撮影。浅瀬の海草の間をうろつく大型の魚。やっぱり目立つよね。 | 富戸脇の浜で撮影。ミギマキの唇が白いやつで通ってる。ある意味かわいそうなやつ。 | 八幡野ビーチで撮影。こっちが本家?。唇の赤さが眼を引く。一目で分かるよね。 | |||
アカタチ科 | |||||
イッテンアカタチ | several | ||||
土肥通り崎ビーチで撮影。 |
日本伊豆の魚2 (スズキ目スズキ亜目) |