2002/11/03(日) 色んな魚が潜んでいるぞ
(東伊豆 海洋公園)
海洋公園

No 器具 温度[℃] 時間 水深[m] 環境 透明度
[m]
タンク スーツ 気温 水面 水中 entry exit 潜水 平均 最大 Boat 天気
0178 Fe10 5W+UC 17   20 09:17 10:00 43 12.8 24.7   S   18
0179 Fe10 5W+UC 19   20 11:48 12:34 46 13.1 29.5   S   15

ポイントの状況
天気は上々。波も無く透明度も良い。かなりいい条件。

メンバー Junちゃん,あっちゃん,Hiroko,KJ,Ryoの5人。 

1本目 2番の根→1.5の根
エントリー直後、ここの主?、大きな”アオブダイ”がさっそくお出迎え。おでこが飛び出しているかなり年季の入った個体だ。”ハコフグ”や”キンチャクダイ”を見ながら、浅目を一気に2番の根へ。2番の根はソフトコーラルがかなり密生した小魚にとっては居心地のいい地域。あたりを行き交う”ネンブツダイ”の群れを初めとし、”キンギョハナダイ”や”シラコダイ”が沢山群れる。まっ黄色の”コガネスズメダイ”も眼を引く。昨日も見たが、”ミゾレチョウチョウウオ”がかなり居る。
エントリー お出迎え
(アオブダイ)
2番の根
(シラコダイetc)
今年は多い?
(ミゾレチョウチョウウオ)
ここから2番の根の張り出しに沿って、1.5の根へ下る。赤い体にかなり賑やかな模様の魚が横切った。”オトヒメベラ”のようだ。この名前は、結構的を突いていると思うのは僕だけだろうか?1.5の根の砂地に転がる大きめの岩に、”ベニイザリウオ”を発見。かなり周りに同化して、写真でも分かりにくい。
壁面にちょろちょろする小さなハゼなどを観察しながら、ゆっくりと1.5の根を上る。まだ小さな子供の”クマノミ”が、イソギンチャクの周りを無邪気に泳ぎ回っている。ここらでちょっと一息、岩の間から”オハグロベラ”が顔を出してお見送りだ。
一気に下る
(ネンブツダイ
)
通過します!
(オトヒメベラ)
擬態が上手
(ベニイザリウオ)
ちょっと一息
(クマノミ)

2本目 1番の根→砂地→駆け上がり
1番の根を越え、1.5の根へ。クレパスのような通路の途中、KJが穴の中を覗き込み、何かを発見。岩の裂目の奥の方、天井に茶色い魚が。ハゼのようだがいまひとつ詳細は不明。写真判定の結果”コクテンベンケイハゼ”、尾鰭の周辺の白色部や体全体にある横帯が決め手、もちろん初めて。
又何か居ないかと、やたらと穴の中が気になる。もちろん世の中そんなにうまくはいかず、見つかるのは”イソカサゴ”や”キイロイボウミウシ”、”アカエソ”といった常連たち。結局そのまま1番の根の先端に到着。先に広がる砂地にも特に変わった様子は見られず、”メイチダイ”が一匹通り過ぎた。後ろを振り向くと、な、なんと、大きな”イシダイ”、しかもまるで逃げる様子無し。老成したイシダイは吻の周りが黒くなり、”クチグロ”と呼ばれるらしい。こいつはまさに”クチグロ”、この辺りはこいつの縄張りか。
発見
(コクテンベンケイハゼ)
常連
(アカエソ)
寂しい風景
(メイチダイ)
クチグロ
(イシダイ)
砂地から駆け上がりを上る。大きな岩が組み合わさった地形は、魚にとって絶好の隠れ家。隙間を丁寧に覗きながら進む。まずは”アカハタ”、かなり大きめ。続いてハタンポ、場所によって”ツマグロハタンポ”と”ミナミハタンポ”が住み分けているようだ。
おや、ちょっと変わったカサゴが居るぞ、色も違うし、かなり大きいような・・・。カメラを突っ込み撮影、何とか端っこに引っかかってくれた。これは”ムラソイ”らしい。調べてみると、ムラソイには、ムラソイ・ホシナシムラソイ・オウゴンムラソイ・アカブチムラソイと4つの亜種がある。区別はかなり難しいらしいので、これはムラソイっていうことで。最後は”アオリイカ”のお見送りで終了。お疲れ様。
大きめ
(アカハタ)
これはどっちだ?
(ツマグロハタンポ)
区別がつかない?
(ムラソイ)
お見送り
(アオリイカ
)

アフターダイブは
東京駅で解散後、「NEW YORKER'S Cafe」でちょっと腹ごしらえ。真っ暗なのでかなり遅くなったように感じるが、時間的にはそれほど遅くは無いと思うのだが・・・。

今日のお魚(登場順)
アオブダイ/キンチャクダイ/ハコフグ/ミゾレチョウチョウウオ/シラコダイ/キンギョハナダイ/コガネスズメダイ/ネンブツダイ/ソラスズメダイ/オトヒメベラ/ベニイザリウオ/クマノミ/オハグロベラ
コクテンベンケイハゼ/イソカサゴ/キイロイボウミウシ/アカエソ/メイチダイ/ミナミハタンポ/イシダイ/アカハタ/ツマグロハタンポ/ゴンズイ/ムラソイ/アオリイカ