2003/5/3(土) 見所はアーチ
(八重干瀬 ハナダイアーチ)
八重干瀬

No 器具 温度[℃] 時間 水深[m] 環境 透明度
[m]
タンク スーツ 気温 水面 水中 entry exit 潜水 平均 最大 Boat 天気
0182 Fe12 5W+3U 28   24 10:09 11:01 52 12.5 23.7 A S 流M+ 25

ポイントの状況・他
池間大橋を越え、北上。宮古島の北数キロのところにあるサンゴ礁のリーフ、通称「八重干瀬」で潜る。1本目は西の中央付近、「ハナダイアーチ」。礁傾斜の先にドロップオフ(水深30m程度まで)、礁傾斜途中にアーチがある。
池間大橋を越え
天気は上々。波はないが流れが少し。水温は24℃、透明度は問題なし。

メンバー Junichi,Junちゃん,あっちゃん,イッシー,Hiroko,KJ,Ryoの7人。 

ハナダイアーチ
溝の底には
ヘラルドコガネヤッコ他

(カスミチョウチョウウオ)
由来は
(アカネハナゴイ他)
潜降開始
ボートの真下は水深7mほどの礁傾斜面。やや流れがあるので、アンカーロープを利用してのロープ潜降で、ボート下へ集合。足元の溝の中を覗き込むと、ごちゃ混ぜに色んな魚が、さすがに魚影が濃い。シテンヤッコにせよコガネヤッコにせよ、どこかに青や黒が入るから、まっ黄色なのは”ヘラルドコガネヤッコ”だろう。周りにいるのは、たぶん”コクテンサザナミハギ”だ。周りを見回せばここの常連、”カスミチョウチョウウオ”が、見事な舞いを披露してくれる。
もちろん名前の由来どおり、ハナダイ類も元気一杯。主体は”アカネハナゴイ”と”キンギョハナダイ”、よーく見れば他の魚も混じっているけどね。たとえば”フタイロハナゴイ”や各種ベラなんかも結構混じってるよ。さ、ここからは少し下り、いよいよアーチへ向けて潜降開始だ。
ここにも
(ニジハタ)
ここまで来ると
(クロオビマツカサ)
あと少し さあ、くぐるぞ
左右の壁沿いでは、相変わらず”カスミチョウチョウウオ”とハナダイ類が歓迎(?)の舞。同じ赤い魚でも、”ニジハタ”はちょっと違う反応、隠れる穴を物色中?こいつは浅い海の枝珊瑚の間でも見るし、こんな流れる斜面でも良く見る。ある意味珍しいよね。深くなるにつれ魚が減って、”ムスメハギ”などちょっと大きめの魚に変わる。岩の裂目にはやっぱりこいつら、”アカマツカサ”。何故か”フタスジタマガシラ”が1匹混じってるぞ。もうアーチは目の前だ。
抜けた先は・・・
(ナンヨウハギ他)
流れが・・・
(カシワハナダイ他)
不鮮明に付き保留
(
ハイイロイボウミウシ?)
これも今一
(
オオアカホシサンゴガニ)
アーチを抜けると結構流れが。赤いのに混じって、青い”ナンヨウハギ”が一匹。みんな流れに逆らい、泳いでいるのに静止状態。ボートのロープもやけに延びてるような気がする。こっちの”カシワハナダイ”もご他聞にもれず吹流し状態。俺らも似たようなもんだけど。
ま、こういうときは地面にへばりついて何か探すに限る。早速発見したウミウシは、明らかにコイボウミウシとは違う。”ハイイイロイボウミウシ”のような気はするが、画像が不鮮明で確認できず、今回は保留。またの機会と言うことで、ちょっと残念。こっちのイボハダハナヤサイサンゴの間には”オオアカホシサンゴガニ”のカップル(?)発見。う〜ん、中々ピントが合わないぞ〜。

1本目のお魚
ヘラルドコガネヤッコ/コクテンサザナミハギ/カスミチョウチョウウオ/キンギョハナダイ/アカネハナゴイ/ヤマブキベラ/フタイロハナゴイ/ニジハタ/ムスメハギ/カシワハナダイ/アカマツカサ/フタスジタマガシラ/ナンヨウハギ/ハイイロイボウミウシ/オオアカホシサンゴガニ/ミナミゴンベ