2003/5/3(土) 大波のはずが・・・
(八重干瀬 ビッグサンドウェーブ)
八重干瀬

No 器具 温度[℃] 時間 水深[m] 環境 透明度
[m]
タンク スーツ 気温 水面 水中 entry exit 潜水 平均 最大 Boat 天気
0184 Fe12 5W+3U 27   24 15:07 16:08 61 11.9 15.8 A S   20

ポイントの状況・他
東側の真ん中辺りだと思う。波の影響で出来る砂紋が、地形の関係からか非常に大きなうねりになっているらしかったのだが・・・。ここしばらく行っていなかったそうで、今回はほぼフラットな白砂の傾斜面。ビッグサンドスロープと言ったところか・・・。
昼食時

メンバー Junichi,Junちゃん,あっちゃん,イッシー,Hiroko,KJ,Ryoの7人。 

3本目 ビッグサンドウェーブ
イッシー?
(各種スズメダイ)
白い砂地には
(ヤリカタギ)
ビッグサンドスロープ? 併走
(オジサン達)
潜降直後の根。いろんな種類のスズメダイが。書いてると限がないので省略。もちろん他にも色々、”キンギョハナダイ”や「イッシー」も・・・。当然周囲は白砂、”ヤリカタギ”や”ミゾレチョウチョウウオ”のペアが。ここから広がる広大なサンドウェーブ・・・のはずだったんだけど、僕らのために整地してくれたかのように、緩やかなスロープが。確か大きなうねりの連続のはずじゃなかったっけ?もっと先なのかな?傾斜に沿ってゆっくり上っていく。脇を”オジサン”の団体が併走していく。八木さんのボードには「無いね」の文字。ガーン、かくしてビッグサンドウェーブならぬ、ビッグサンドスロープとなりました。
今一不作
(スカシテンジクダイ)
この辺が縄張り
(イッセンタカサゴ)
スカシ??
(キンメモドキ)
本当の主
(ハダカハオコゼ)
しばしサンドスロープを移動、今度の根は”スカシテンジクダイ”の根。岩の天辺に陣取るヘラジカハナヤサイサンゴの周りを集団でグルグル。但し、数は・・・。今回は”スカシテンジクダイ”は今一不作のため、早々に次の根に移動。今度の群れは”イッセンタカサゴ”。タカサゴ類では小さい種類なので、外洋ではなく、こんな浅いサンゴ礁が縄張りなのだろうな。
でも、、この根の主はこっち。ここでも”キンメモドキ”が元気がいい。この根の”キンメモドキ”はかなり透明度が高く、少しはなれるか、逆に吻端の黄色を確認しないとスカシだといわれても分からないかも。でも、本当の主はこっち、”ハダカハオコゼ”だったりして。白一色で決め、リーゼントを誇らしげに誇示して、かなりのツッパリ君。
沈んだ風景 それでも
(
ウケグチイットウダイ他)
物色中
(ゴマチョウチョウウオ)
見覚えが・・・
(イタチザメ)
やや浅海域に入ると、辺りの様相がかなり変化。サンゴがやられ、死サンゴの瓦礫が当たり一面に散らばり、海の色も沈み気味。そんなサンゴ瓦礫の間も、魚達にとっては結構居心地の良い住みか。”ナミスズメダイ”や”ウケグチイットウダイ”、”スミツキカノコ”など、出たり入ったり忙しい。ここで開店、”ホンソメワケベラ”のクリーニング屋に”シマタレクチベラ”がやって来たようだ。ここを過ぎれば、またサンゴが元気に。テーブルサンゴの下を”フウライチョウチョウウオ”がくぐっていった。”ゴマチョウチョウウオ”のペアもやって来て、辺りを物色中。何か食べ物でも見つかったかな?
八重干瀬からの帰路、船の両端になにやら獲物を引きずった船に遭遇。良く見ると獲物は鮫、しかもかの有名な海の暴れん坊”イタチザメ”。英名”タイガーシャーク”と呼ばれるこいつは、自分より大きな獲物でも襲うという。沿岸に住み、漁の獲物を横取りしたり、網を破ったりする。宮古周辺では安全のため定期的に狩を行うというのを、ついこの間TVで見た覚えがある。今日もその帰りらしい。基本的に、ダイバーは鮫には襲われにくいし、良くいるネムリブカなんかですら、そうそう会えるものでもないので、こいつらと遭遇することはほとんどありえないが、目の前で実物を見ると、やっぱりいるんだなと実感。

アフターダイブは
2日目の夕飯は、昨日に続き、宮古の夜では定番の店、「おふくろ亭」。行くんだったら、予約が必要かも。

3本目のお魚
ヤライイシモチ/アサドスズメダイ/シコクスズメダイ/ミツボシクロスズメダイ/フタスジリュウキュウスズメダイ/フィリピンスズメダイ/タカサゴスズメダイ/ニセネッタイスズメダイ/クラカオスズメダイ/ナミスズメダイ/ミゾレチョウチョウウオ/ヤリカタギ/キンギョハナダイ/ゴマチョウチョウウオ/キンセンイシモチ/コガネキュウセン/ミスジチョウチョウウオ/オジサン/スカシテンジクダイ/イッセンタカサゴ/ホンソメワケベラ/ハダカハオコゼ/キンメモドキ/オシャレカクレエビ/ウケグチイットウダイ/スミツキカノコ/シマタレクチベラ/コガシラベラ/ニセモンツキスズメダイ/フウライチョウチョウウオ