2003/5/4(日) ラストは何処へ
(八重干瀬 プロビデンス(北立標)T)
八重干瀬

No 器具 温度[℃] 時間 水深[m] 環境 透明度
[m]
タンク スーツ 気温 水面 水中 entry exit 潜水 平均 最大 Boat 天気
0187 Fe12 5W+3U 27   24 15:16 16:16 60 13.1 26.2 A S 流M 25

ポイントの状況・他
1本目に潜った北端の北立標のすぐ内側。オーバーハングの下に魚が集まる。流れはあるが沖(U)に比べればかなり遅い。最終日最後の1本。天気は3日間全て晴れ波も無く絶好のダイビング日和。
北立標

メンバー Junichi,Junちゃん,あっちゃん,イッシー,Hiroko,KJ,Ryoの7人。 

3本目 プロビデンスT
写ってはいるのだが・・
(カスリフサカサゴ)
素早い!! あれあれ? やっと撮影
(クダゴンベ)
潜降し、船の真下辺りで集合。全員揃うまで、しばし時間が。こういうときはハナヤサイかイボハダ系のサンゴを覗くに限る。いたいた、”オオアカホシサンゴガニ”。こっちは同じ赤でも間をするする逃げ回る、”カスミフサカサゴ”だ。今一残念なのはデジカメのピントあわせ。置きピンが正解だがハウジングはハーフシャッターが微妙、もっと練習あるのみ?
”アカネハナゴイ”が群れる岩場を通り、オーバーハングへ。この下の赤いイソバナ(”オオイソバナ?”)を根城にするのは、”クダゴンベ”。これがすばしっこくて、カメラを向けるとすぐに裏へ。そうかと思うと、違うイソバナや小さなホールを行ったり来たり。やっと写ったのがデジカメのこのショット。もっと反応が早いデジカメが欲しいよ。
群れ群れ群れ
(アカネハナゴイ他)
こっちも負けずに
(カスミチョウチョウウオ)
彼らは地味に
(クラカケエビス)
謎の生物
八重干瀬の端のドロップオフは、流れもあるし、当然魚達にとっては絶好の餌場。”アカネハナゴイ”,”ハナゴイ”,”キンギョハナダイ”といったハナダイ系の群れが凄い。もちろん”カスミチョウチョウウオ”も負けてはいない。崖の裂目を利用して、”ニジハタ”や”クラカケエビス”も食事?に。またはここに住み着いているのかも知れないが・・・。シュノーケルからサンゴをはやす謎の生物も。
ここ、ここ!
(ミヤケテグリ)
沖を見ろ!
(アオウミガメ)
縁が決め手
(シンデレラウミウシ)
海鼠でもウミウシでも・・
(ウミウシカクレエビ)
八木さんが石を指差し何かを指摘。またまた謎の生物か?今度はちゃんとした魚、石の影に隠れているのは”ミヤケテグリ”。ネズッポとしては珍しく、鮮やかな赤で目立ちたがり屋?ま、海中では赤は目立つとは言えないけどね。しかし、小さい、ピントが・・・。沖を見ると、”アオウミガメ”が呼吸のために浮上中。ここじゃ良く見る風景だが、このときが彼らにとっては一番危険な瞬間。気をつけていけよ。
魚の群れを横に見ながら、今来た道を引き返す。目線を低くし眺めると、”ニジハタ”や”ホシゴンベ”達が、サンゴの上にドンと構える。各種ベラも行き交うが、おっとこれは”ヤンセンニシキベラ”。何度か見ているが、地味な色の割には模様は結構入り組んで、ついついシャッターを押してしまう。写真といえばウミウシ。この遅さとカラフルさは、被写体としては絶好の条件。こいつは”シンデレラウミウシ”。縁の白色との境が不明瞭なのが決めて。ここがハッキリしているとカグヤヒメに変わる。どちらもゾウゲイロウミウシの色違いという分類も存在するが・・・。
今ツアー最後は、”ウミウシカクレエビ”。カクレエビは隠れるもので様々、「イソギンチャク」に「ガンガゼ」、「ヒトデ」、「ウミシダ」等々。しかし、こいつはウミウシのみとは限らない。むしろ海鼠に付く方が多いらしい。それじゃ「ナマコカクレエビ」の方が良くないか?でもこいつら、他の貝やウ「ウミエラ」なんかにも付くらしく、ただの節操無しなのかも・・・。

アフターダイブは
噂の三郎四郎 ここも定番
3日目の夕飯は、こちらも定番、ぼうちゃ「たつや」。明日は潜らないので今日は遠慮は要らない?でもほどほどにね。

3本目のお魚
オオアカホシサンゴガニ/カスリフサカサゴ/アカネハナゴイ/クダゴンベ/クラカケエビス/ハナゴイ/カスミチョウチョウウオ/ミヤケテグリ/キンギョハナダイ/ニジハタ/ホシゴンベ/アオウミガメ/ヤンセンニシキベラ/シンデレラウミウシ/ウミウシカクレエビ/ヒラムシ