2005/06/18(土) 水温もだいぶ上がってきた
(西伊豆大瀬崎)
大瀬崎

No 器具 温度[℃] 時間 水深[m] 環境 透明度
[m]
タンク スーツ 気温 水面 水中 entry exit 潜水 平均 最大 Boat 天気
0284 Fe10L 5W又 26   20 09:56 10:44 48 13.4 28.9 × C   12
0285 Fe10L 5W又 26   19 12:23 13:12 49 13.7 26.8 × S   8

ポイントの状況
今回も天気はやや曇り気味、後半は晴れ間も出るが、風はまだ涼しい。海の方は相変わらずべたなぎ、透明度も結構良い。
浜辺にはステージのようなものが作られていたが、きっと海の家の土台だろうと思う。もうすぐ海開きで、海水浴が始まるとしばらくはここへは来づらくなる。
ドライの人が減り、5mmウェットワンピースの人が増えてきた。夏の本格シーズンに向け、講習の人達もちらほら見かけ始める。

メンバー Jun,Hiroko,KJ,Ryoの4人。 

1本目 大川下
最近、小さいものを撮る機会が多いので、折角ついているスーパーマクロ機能を活用しやすくして見た。実は、毎年設定はするものの、しばらくすると、どう設定したのか分からなくなり、結局一番無難なモードで撮影してしまう。今回も、Myモードに設定を登録し、自宅でのテストは順調だったので、あとは本番のみ。
広げるときれい
(ホウボウ)
見事な擬態
(イボイソバナガニ)
もっと出てきてよ
(ベニイシガニだと思う)
アツアツ!!
(キタマクラ)
 
1本目は、”マンボウ”の脇を抜け、すぐ裏の外洋側、大川下へ。入り口はごろたで、しばらく進むと砂地になり、なだらかに落ちていく。砂地に入ってすぐ、正面にちょっと長めのタイだから、きっとクロダイ。砂地を進むと、Hirokoがホウボウを発見。最初は誰か他のグループの人が見つけたのかと近づかなかったら、Hirokoだった。みんなで5mm又掛けのウェットを新調したせいで、まだ良く区別がついていない。早く覚えなくっちゃ。
KJがムチカラマツで何かを見つけた。どうやら初めから狙っていたらしい。近寄ってもいまいちはっきりしないが、良く見ると長い脚で、イボイソバナガニがしっかりしがみついている。こここそスーパーマクロの出番。あれ、ストロボが光らない・・・。幸いライトを標準装備で事無きを得たが、絞りも修正。後で登録内容を修正しなくっちゃ。
岩の上にはクマノミが。そのせいか周辺を人が行ったり来たり。おかげで、砂を舞い上げ視界不良。岩の隙間から顔を出していたベニイシガニを撮って、早々に退散。
キタマクラが二匹、初めは少し離れて向き合う。だんだん磁石のように近づいていき、最後は一気に接近。くっつくやいなや、又もとの距離に離れる。何度か見た風景だが、これってアツアツ?。初めは喧嘩かと思っちゃったよ。あれ、あっちではスズメダイも同じような動きしてるぞ。ちょっと遅いけど、春だな〜。
ちょっと深いところ、ムチカラマツが群生する。水深30m近く、サクラダイが群れているはず・・・。二匹ほどはいたらしいが、こちらからは確認できず。変わりにクロスジウミウシでも見てってね。
あまり深いところにいると体に悪い、そそくさと浅瀬に。とは言っても急浮上は禁物、ゆっくり急いで。海藻の上のほうで、小さな緑色の魚。何か見たことが有るような気が・・・。これってムツの幼魚?。そういえばこんな形をしてたような・・・。
そろそろ浮上。砂地で大きなダテハゼがデンと構える。ほとんど人を恐れていないようだ、すっごく偉そう。ま、一応撮っておこうと言うことで。
上がり際のごろたの隙間、何かきれいな色が見えた。これってヒメギンポ、ちゃんと撮らねば。水深は2m弱、堪えて堪えて、撮影成功。だよね?。
代替品?
(クロスジウミウシ)
見たこと有る様な・・・
(ムツだと思う)
すごく偉そう!
(ダテハゼ)
きれいだね
(ヒメギンポ)

2本目 湾内ビーチ
スーパーマクロ効果
(ミズヒキガニ)
空缶も立派な一戸建
(マダコ)
古タイヤはアパート
ウツボ+コスジイシモチ
沈船はマンション!?
(トラウツボ)
 
2本目は湾内。ロープに沿ってケイソンを目指す。足元をコチの仲間がうろうろしている。途中はあまりわき見しないで、一気にケイソンへ。ここはミズヒキガニの巣、今回もシロガヤを振りかざしてお出迎え。別に歓迎しているわけじゃなく、相手を威嚇しているのだそうだ。
休憩中にスーパーマクロモードを再設定したつもりだったが、やっぱり発光せず、ライトで対応。その方がきれいと言えばきれいなような気もするが。(使用ライトは白色発光ダイオード)
ケイソンを離れ、漁礁を目指すはずだが、何故か深くなってない?。あまり長くいたくないんだけどな。カンから発見、中を覗くとマダコ君の一戸建て。お邪魔しました。続いて、古タイヤの中はウツボが半分占領。ここはアパート?、店子はコスジイシモチが多いみたい。
さらには漁礁(沈ボート)、ここはさしずめマンション。店子はネンブツダイとコガネスズメダイが主流。大家はトラウツボって所。中ではムスメウシノシタが日光(?)浴、どれどれ1枚写真でも。あれ、カサゴがガード、上に載るなってよ。
海藻の中から覗くのは、オビアナハゼの若漁、まだ頭が大きい。砂地ではここでも偉そうにダテハゼが君臨。こっちでじっとしているのはトビヌメリか?。
最後は全身が青いけどクロユリハゼ(だと思う)のお見送りで終了。お疲れ。
上に載るなよ〜
(ムスメウシノシタ)
おいでやす〜
(オビアナハゼ)
ここでも偉そう
(ダテハゼ)
色は黒くないけど
(クロユリハゼ)

今日の昼飯 etc.
昼食は、大瀬崎のダイビングショップ「マンボウ」で、毎度おなじみの「マグロの漬け丼」。おやつは栗ドラにマンゴー。ご馳走様。
人は増え始めているようだが、行楽にはまだちょっと早い?。さすがに東京料金所から霞ヶ関は首都高1時間コースだが、それでも6時半には東京駅到着。川口も7時半。ちょうど日も一番長い時期。明るいとちょっと得した気分だよね。

今日のお魚
クロダイ/ウツボ/ホウボウ/イラ/クロホシイシモチ/スズメダイ/キンギョハナダイ/メバル/カサゴ/イソカサゴ/カワハギ/イボイソバナガニ/ベニイシガニ/キタマクラ/クロスジウミウシ/オニカサゴ/ヒラタエイ/ムツyg/ハナハゼ/ダテハゼ/サビハゼ/クロサギ/アナハゼ/ヒメギンポ
コチ/ミズヒキガニ/トラギス/ネズミゴチ/マダコ/コスジイシモチ/ネンブツダイ/コガネスズメダイ/トラウツボ/タカノハダイ/ムスメウシノシタ/オビアナハゼ/トビヌメリ/クロユリハゼ