2005/10/01(土) 蛇行解除も手遅れか?
(西伊豆大瀬崎)
大瀬崎

No 器具 温度[℃] 時間 水深[m] 環境 透明度
[m]
タンク スーツ 気温 水面 水中 entry exit 潜水 平均 最大 Boat 天気
0316 Fe10 5W又 26   22 09:48 10:28 41 11.9 24.4 × S   8
0317 Fe10 5W又 26   22 12:19 13:03 44 11.9 22.5 × S   5

ポイントの状況・その他
気温も上がり、海も穏やか。例年なら最高のシーズンのはずだが、今年はちょっと事情が違う?黒潮の大蛇行はやっと終わったらしいが、時すでに遅し、季節来遊魚はほとんど見られないとのこと。地道に地物を探っていくしかないか・・・。

メンバー Junichi,Saeko,Hiroko,KJ,Ryoの5人。 

1本目 大川下
お供します?
(クロダイ)
ここでは常連
(イボイソバナガニ)
かぶっただけ?
(スズメダイの群れ)
ごろたのエントリーは、引き気味だと少しつらい。大きな岩は滑るので、岩の間をうまく通って早く海に入ってしまうのがベスト。黒潮大蛇行の影響か、水温もやや低いような気がする(22度と決して低くないんだけどね)。入り口でこそ、”クロダイ”や”マダイ”が歓迎してくれるが、砂地に出ると居るのは”カワハギ”と”ヒメジ”が少々。この時期としては少し寂しすぎる・・・。
水深20mを越えると、ムチヤギの林に辿り着く。丁寧に探せば、”イボイソバナガニ”がしっかり抱きついているのに出会える。形は確かにちょっと変わっているが、これも生存のため。色も模様も大事だよね。
下のほうにはほとんど何も見当たらないので、上を向いていくことに。”クロホシイシモチ”や”ボラ”、”アオリイカ”等の群れが行き過ぎる。ついでに、砂塵を上げて”哺乳類”の群れも通過。やはり水温が低いのか、いまひとつ魚たちも元気が無いように見える。そんな中、スズメダイの群れは銀色に輝いてきれい。空気の泡との競演で一枚(単にかぶっただけ?)。

2本目 湾内
貝殻が棲家?
(スナダコ?)
少しは成長
(コロダイyg)
ここまでなるのは
時間がかかる
結構大き目
(ガラスハゼ)
全然動かない
(ガラスハゼ)
久しぶり
(ササハゼ)
撹乱行動?
(ササハゼ)
何か居るよね?
(トウヨウコシオリエビ)
貝殻の中から顔をのぞかせるのはヤドカリ?、ではなく、どうやら”スナダコ”の子供。どうやらここがお気に入りのよう。”コロダイ”の幼魚も先週見たものよりは大分大きい。今が成長の季節か?
砂地に点在する岩の側に数本のムチヤギ。ここの主は”ガラスハゼ”。結構大きく成長しており、堂々としたもの。なんたって、これだけ近づいて、ライトを当てても微動だに?しない。ピントを合わせ難いのは相変わらずだけど。
頬に青い線を持った大き目のハゼ、今日の主役はこいつ。ダイビングを始めた年に、富戸で偶然一匹だけ見かけたのみ。一時は”ネジリンボウ”が大量発生し、よっぽど珍しいと言われたことも。とは言っても、ここでは普通種なのか?名前は”ササハゼ”。2匹ペア生活しているらしいが、1匹が巣に逃げ込まず、そこら辺を逃げ回る。これって巣に人を近づけないための生活の知恵かも?
エキジットの側の突堤脇には大きめの岩が。こういう場所には結構いろんなものが潜んでいる。今回はあまり観察できなかったが、安全停止を兼ねてじっくり観察するのも楽しいよね。ほら、この奥にも何か動いてる。居るでしょ、居るよね・・・。

今日の昼飯 etc.
明日は、僕の○○回目の誕生日。と言うことで、今回はHirokoの力作。作るだけでも大変なのに、そのまま持ってきてくれて、大瀬で誕生会?。ろうそくは、いろいろな意味で省略。Hiroko,KJ、この場を借りてもう一度感謝の言葉を。「どうも、ありがとう!、次はKJの番だぞ、早く大台に上って来い。(3週間だけ年寄りより)」
もう一人、Junichiへも感謝の言葉を。「誕生日プレゼント、どうもありがとう。次回から十分利用させてもらいます。」

今日のお魚
クロダイ/マダイ/クロホシイシモチ/カワハギ/キタマクラ/ヒメジ/イラ/イシダイ/ソラスズメダイ/クツワハゼ/トラギス/イボイソバナガニ/スズメダイ/カサゴ/サラサエビ/ボラ/アオリイカ/セレベスゴチ
スナダコ/ダテハゼ/シマウミスズメ/ヒラメ/ハナハゼ/ガラスハゼ/ササハゼ/ハコフグ/カゴカキダイ/オキエソ/アカエソ/コロダイ/トウヨウコシオリエビ