2006/08/12(土) 水温は上がったが・・・
(東伊豆 川奈)
川奈

No 器具 温度[℃] 時間 水深[m] 環境 透明度
[m]
タンク スーツ 気温 水面 水中 entry exit 潜水 平均 最大 Boat 天気
0356 Al9 5W+3U 28   24 11:55 12:44 49 7.6 13.7 × SC   3~6
0357 Al9 5W+3U 29   23 14:09 14:57 48 5.2 11.9 × S   3~6

ポイントの状況・その他
天気は曇り時々晴れ。ややうねりがある。ビーチエントリーからドロップオフ手前までの浅瀬から透明度は5m程。ドロップオフ周辺から下はかなり透明度が悪い。水温は台風により混ぜられたのか全体的に高くなってきた。前回の教訓からテントを持参。非常に役に立った。
お盆の下りピーク。午前6時に首都高霞が関に入ったが、すでにここから断続渋滞。東名用賀からは大和トンネル手前の坂道まで渋滞と非常に混雑。石橋出口は5km渋滞で、小田原到着は9時になってしまった。結局、箱根ターンパイク経由で川奈到着は10時40分頃。

メンバー Aiba君,カッキー,Yuki,ワンちゃん,Junichi,Hiroko,KJ,Ryoの8人。 

1本目 ビーチ
隙間の常連
(コウイカ系)
発見!!
(ノコギリヨウジ)
全身浴?
(イソギンポ)
これって?
(ベニホンヤドカリ?)
エントリーからしばらくは、水深2〜3mの世界。前回はこの辺の透明度が良く、かなり楽しめたが、今回は今一、タナバタウオも鳴りを潜めて全然姿を見せないし・・・。
ドロップオフの先も、水温は高くなったものの透明度はかなり×××。あまり砂(泥)地には近づかないで岩場を重点的に。こうなりゃ懐中電灯の出番、隙間を見つけちゃ覗き込む。何かいないか〜〜。いたいた、こういう場所の常連は”コウイカ系”とヤドカリ類。でもこいつら、もともとみんな同じような格好だし、色は変わるは、すぐに引っ込むはで、種類が分かりにくいんだよね。そうそう、コウイカ系についてはもう一回全部見直す必要があるんだよね。きっとめちゃくちゃ・・・。
おや、岩の奥の方にウチワが?これって”ノコギリヨウジ”。今までの写真は尻尾のみ、慎重に慎重に・・・。一枚、二枚、三枚、・・・、あ、逃げられた。結局ピンボケ、なんでこんな撮り難い所にいるんだよ〜。
いやらしく覗きを続行。見つかるのは、”アカイソハゼ”に”イチモンジハゼ”、どこにでもいる”サラサエビ”。たまにコシオリエビ系の脚だけがチラリ、全然色気無いしな〜。Junichiがなにか見つけた?そんな岩の上の方?いったいなにが・・・。おお、この頭の2本の出っ張りは”イソギンポ”。後で出てくるコケギンポもそうだけど、こいつら頭しか見慣れてないから、全身出てるとかえって何の魚か分からなくなるんだよね。
またまた覗きに逆戻り、このヤドカリはなんか色が違うような・・・。”ベニホンヤドカリ”なのかな?ピンボケに付き今回は保留、なんせ分かりにくいし・・・。ワンちゃんも秘密兵器(懐中電灯)を渡されたので覗き癖が?カニ・カニ、こいつも狭い隙間では常連、色んなのが居るし・・・。でも熱中のしすぎは禁物、もうみんな行っちゃったぞ。
ちょっとここらで安全停止。そういえば今年はかなり”コブダイ幼魚”を見るんだよね。この調子だと、来年当たりからコブダイがそこらへん泳ぎ回ってたりするのかな?ところで、タンクが軽くなると、最後に浅瀬を戻るのがだんだんきつくなる。なんせここは浅瀬が長いから・・・。今はウエットだからまだいいけど、ドライなんかだとな〜。

2本目 ビーチ
ちょっと違う?
(サビハゼ)
ちっちゃいぞ〜
(イザリウオ)
ハグレ?
(チャガラ)
確認
(コケギンポ)
深場に行ってもあまり見えないので、今回は逆に浅場へ。外が明るいので海の中も結構明るい。下も砂なので巻き上げもあまりないしね。さすがにハゼが多い、といってもほとんどが”サビハゼ”。かなり大きいのもいるし、そういうのはちょっと配色に違いがあるような・・・。結局はサビハゼなんだけどね。ちょっと動きが活発なのは”ヒメハゼ”ということも。
誰かが写真を撮っている。地面に黄色い点、良く見るとしっかり”イザリウオ”の形が。2cmってとこ、ちっちゃい。他にも見物人が居るのでさっさと撮って場所を譲らないとね。ま、こいつは動かないから楽だけど。とかいいながら一枚は失敗してるし・・・、ピンボケだ〜。
砂地と言うことで、やはりこいつらは健在。頭をちょこんと出すのは”ホタテウミヘビ”。ところでテングは居ないかな?ウミテングや〜い。今水深は5m、確か情報では3m。まだまだテングへの道は遠いようだ・・・。
ここは土肥や真鶴、すぐ隣の宇佐美とも違って、”チャガラ”が障害物の無いところを泳ぎ回る。かなり警戒心が薄れている?このチャガラだが、普段は集団生活。しかし、どうやら逢引するの習性?時々2匹だけで草むらに居るのを見かける。しかもこういうときはあまり動かない。おかげでこの通り写真もバッチリ。
帰路のロープ脇でも、面白いものに遭遇する。前回はタナバタウオ。もちろん味を占め、常に周囲の探索は怠り無い。今日も前回出てきた茶色い魚の飛び出し。おいおい、下のカニじゃないよ、こっちこっち。前回、背鰭の青斑で”コケギンポ”と判断したが、今回はさらに鮮明。顔や頭部の特徴も確認!。やっぱりこれはコケギンポ。全身出るとかえってわかんないよな・・・。

今日の昼食・宿 etc.
到着が遅くなったので、昼食はハンバーグ弁当。
今日の宿泊は、宇佐美の「おっとと村」。網代から宇佐美への峠道の途中に入り口。かなり急な道路を下り民宿の前へ。しかし本番はここから。宿自体は国民宿舎風、露天温泉と展望温泉は大きさも眺めもかなり良い。食事もそれなりでクーラーも完備(100円はいらないぞ〜)。部屋の窓からの見晴らしも絶景・・・過ぎるかも・・・。ご覧の通り、窓の真下は何も無い空間、建物が崖ギリギリに建ってる?窓際には接近注意、特に高所恐怖症の人は絶対近づかないこと!!
乾杯 空間? 宇佐美の港

今日のお魚
オハグロベラ/イソギンポ/ソラスズメダイ/アカイソハゼ/カワハギ/キタマクラ/ネンブツダイ/クロホシイシモチ/マアジ/メジナ/ニシキベラ/ハナハゼ/ダテハゼ/サビハゼ/ホシノハゼ/クツワハゼ/スジコウイカ/ベニツケガニ/ショウジンガニ/サラサエビ/コブダイyg/トラギス/コウライトラギス/メバル/カサゴ/イソカサゴ/ナガサキスズメダイ/シロギス/ヨメヒメジ/ノコギリヨウジ/ゴンズイ/ベニホンヤドカリ
コケギンポ/チャガラ/イザリウオ/ホタテウミヘビ/タカノハダイ