2006/08/26(土) 雨じゃなかったの?
(東伊豆 川奈)
川奈

No 器具 温度[℃] 時間 水深[m] 環境 透明度
[m]
タンク スーツ 気温 水面 水中 entry exit 潜水 平均 最大 Boat 天気
0364 Al9 5W+3U 28   21 09:50 10:37 47 9.1 18.6 × C   10
0365 Al9 5W+3U 30   25 12:29 13:36 67 7.6 14.9 × S   6

ポイントの状況・その他
天気予報は曇り後雨、しかし、実際は曇り後晴れ。信じるものは・・・。風があり若干波有り。特に浅瀬はうねりになっている。1本目は水深10m程から冷たい水が入りサーモクラインが出来るほど。但し、移動しているようで場所により水温がかなり違う。冷たいところは透明度も良好。2本目は引き潮の時間、水温はなんと25〜6度。温かいのはいいが透明度はがた落ち。
行きの渋滞は横浜青葉からと、一時に比べかなり減った。その先は特に渋滞無し。帰りも大和で3km程度。もう夏休みも終わりだな〜。

メンバー Jun,Junichi,Hiroko,KJ,Ryoの5人。 

1本目 ビーチ
群れ1
(アカカマス)
アジ玉
(マアジ)
大きめ
(マアジ)
さらに大きめ
(マアジ)
潮が引き気味のスロープからエントリー、若干底揺れで移動しにくいので一気にドロップオフまで。ちょっと待て、まずは第一の群れと遭遇。これはカマスの群れだな、まず”アカカマス”で間違いないと思うが・・・。おお、こっちにも、こっちにも・・・。浅瀬はカマスのテリトリーらしい。
ドロップオフの先には、今度は”マアジ”の群れ。しかも大きさによって形態が違う。まずは小さい固体の集まったゴンズイならぬアジ玉。そう言えば以前は沖縄で、ハリセンボン玉なんてのも流行ってたっけな(これって流行りか?)。近づくと逃走体制・・・、写真がバラケ気味なのが残念。少し大きくなると今度は川。かなりの数が岩場の上を一気に流れる。さらに大きくなった団体、今度は砂地の上を大河のように。白っぽい色は擬態?それとも脱色?Junichiが進む脇を、白い大河が流れる。透明度がもう少し良ければ、写真ももっとかっこよかったのにな。
写真が今一
(マアジの大河)
群れ3
(チャガラ)
瞬間移動?
(シュンカンハゼ)
よく見つかったな?
(ベニイザリウオ)
砂地の水温はちょっと低め、岩場の途中にサーモクラインの揺らぎが。確かに冷たい方が気持ちがいい、が、長く居ると冷える。軟弱な意思に従って、ここからしばらくは温かい方を移動。何か居らんか、何か居らんか、岩の下を覗きつつ・・・。居たぞ、”コウイカ系”のイカが2匹。一匹は太めでやや警戒の表情(読めるんかい!!)、もう一匹は細めで、腕を振り上げかなり感情的。これって違う種類だよね???
岩の下に黒い染み?いや、両手を広げた黒い物体、きっとハゼだ。カメラのセットだ、ジッとしてろよ、まだ動くなよ・・・。あっ・・・・。砂が舞った!瞬間移動!きっとこれは”シュンカンハゼ”。富戸の時も、初めは動かなかったのでちょっと油断したら急に消えたっけ。迂闊な・・・。しかし今回はまだ奥に見える。まずは1枚、アップしてもう一枚、あ〜〜、今度は完全に消えちゃったい。また居ないかな・・・、うん、あれ、これもそうかな。天は我を見捨てていない。はずだったけど、写真運は見捨てられたのかな???(今一の写真で申し訳ありません)
川奈名物?”チャガラ”の暴走。”チャガラ”がこんな風に無防備に泳ぎ回ってるのは、今のところここでしか見てない。残圧が減ってきた、そろそろ引き返さないとエアに不安が。どこからとも無く「鈴」の音が。ここしばらく誰も持って来てなかったので、また他のグループかと思いきや、今回はHirokoが復活、何か見つかった?おお、”ベニイザリウオ”、しかもほとんど岩と一体化、良くこんなの見つかったな〜。

2本目 ビーチ
痛恨の失敗作
(コバンヒメジ)
何奴!!
(メバル)
またまた
(チャガラ)
愛嬌もの
(ニジギンポ)
2本目のエントリーは、ほぼ干潮時。うねりもさっきよりきつくなってるから、一気に砂地へ。ちょっと待てよ、この小さなヒメジ、ちょっと色が違うような・・・。シャッターをパチリ、ジー・・・、うわ〜、またビデオになってる、失敗失敗、まあ良いか。実はよか無かったんだよね、”コバンヒメジ”の幼魚だったみたい。まだ写真撮ったことなかったのに〜〜。悔しいのでビデオからキャプチャーして見たんだけど・・・。
”アオリイカ”の群れを見て砂地へ、”クサハゼ”が顔を覗かせる。イカの産卵礁ではアオリイカには会えず素通り。中には”ムレハタタテダイ”が居たらしいが確認しないで来ちゃったぞ。引き潮のせいか水温が高いまま(結局ずっと25℃)なんか生ぬるい、透明度もあまり良くないし〜〜。
岩の下にデンと構えるのは何?かなりの大物?な〜んだ”メバル”か、って失礼な奴だな、プンプンと怒られそう。小さな青いのは”ナガサキスズメダイ”の幼魚。こいつはソラスズメダイと違い単独行動、ハードボイルドが信条なのか・・・。ちょっと変わったカニを発見、甲羅にフジツボなんかつけておしゃれ?でもなんか変、一番後ろの脚が無い。いつもは強気の”ショウジンガニ”も、弱るとこんなになっちゃうのか。自然界の生存競争は厳しいね。
”マアジ”の群れは相変わらず元気。続いて”チャガラ”も勢い良く通過。相変わらず透明度は今一つ、それじゃ浅瀬に行ってみよう。水深は6m程度、こんなパイプ立てたのは誰だ?ま、誰でもいいけどって言うのは”ニジギンポ”の言い分?穴好きアイドルの面目躍如ってとこだな。
僕も見て?
(ハナアナゴ)
わっ!!!
(イボガザミ)
やはり2匹
(チャガラ)
見慣れぬ角度
(ウツボ)
穴好きならこっちも負けない。しかもちゃんと自前で作るぞ、というのは”ハナアナゴ”。尖った鼻が凛々しいでしょってか?ところで頭しか出てないアナゴ類はどうやって見分けたらいいのかな?個人的には、眼の後半部に違いがあるように感じるんだが。例えば、ハナアナゴは白色三日月斑で後端に黒色部なんて・・・。
ハナアナゴの写真を撮って目の前に視線を移すと・・・、カ、カニ?砂に半分埋もれて待機中。眼が合っちゃったい。さすがに驚いたのか、全身出てきて逃走開始。甲羅の十字模様やカラフルな遊泳脚が”イボガゼミ”の決め手。
岩場にハグレ”チャガラ”。いつものようにやっぱりペア。これを逢引と言わず何と言う?最後は”ウツボ”。初めは真上から見ていたので、吻が細いコケウツボ辺りかと・・・。実は普通のウツボ。そういえば、写真を撮っているときも結構攻撃的だったな〜。

今日の昼飯 etc.
海女小屋で刺身三昧。
マアジにキンメにマイカ。
さらに荒煮に定番の味噌汁etc.
いつになくかなり豪華。

今日のお魚
アカカマス/ノコギリガニ/オハグロベラ/ソラスズメダイ/アカイソハゼ/ナガサキスズメダイ/カワハギ/キタマクラ/ネンブツダイ/マアジ/ハナハゼ/ダテハゼ/サビハゼ/ホシノハゼ/クツワハゼ/コウイカ類/ベニツケガニ/ショウジンガニ/サラサエビ/コブダイyg/トラギス/コウライトラギス/メバル/カサゴ/イソカサゴ/シロギス/チャガラ/メバル/イチモンジハゼ/タカノハダイ/シュンカンハゼベニイザリウオ
コバンヒメジyg/トカゲゴチ/ニジギンポ/ハナアナゴ/イボガザミ/ウツボ