2000/08/16(水) すべて英語??
(NorthShore SHARK'S COVE)
North

No 器具 温度[℃] 時間 水深[m] 環境 透明度
[m]
タンク スーツ 気温 水面 水中 entry exit 潜水 平均 最大 entry 天気
0051 Al12L 5W1P 29   26 10:20 11:22 62 7.0 12.0 ビーチ 15
0052 Al12L 5W1P 29   26 12:28 13:24 56 7.6 13.8 ビーチ 15

今日のガイドは・・
もっと暑いかと思った気温も30℃以下。乾燥して全然べたつかない。夜は涼しいし、おかげでゆっくり眠れた。でも夜明けは冷え込むので風邪を引かないように注意。
朝食は軽くパンと牛乳。貴重品と器材を車に詰め込み、エコダイバーへ。既にワゴンに荷物を積み始めている。手当たり次第に挨拶。”Good morning.Good morning.Good morning.・・・”。パットにも”Good morning.”。最初は恒例の手続き。「何があっても・・・(当然英文で書いてあるよ)」にサイン。貴重品はここで預かってくれる。ここから本番。今日のガイドの「スコット」と、助手の「ブレッド?」(名前が違ってたらごめんね)にご挨拶。器材をセットしワゴンに詰め込み、今日のポイント「シャークスコーブ」へ。

えっ、ここなの
ショップを出発すると、見覚えのある道。どんどんコテージが近くなる。「こっちのポイントなんだ」と思っていると、コテージの前を過ぎ、スーパーを過ぎるとすぐ左。道路脇に駐車スペースがある。「え、ここ!!」。コテージから歩いても5分以内のところ。なんかどこでも潜れるみたい。
駐車スペースの脇は、芝生でちょっとした公園のように。縁石に荷物を降ろし、芝生の上で着替える。特に施設は何にもない。僕ら以外には、親子連れとカップルと男性1人(だったと思う)。準備が終わるとスコットのブリーフィング。場所の説明、ダイビングの注意、予定のコース、さらに図鑑を見せながら見られる魚の説明と非常に親切。ただし、全て英語(当たり前?)。一所懸命聞き取りました。

どこから潜るの?
気温は29℃。晴れ。波も風もなし。絶好のコンディション。タンクを担ぎ、海岸へ。狭い獣道みたいなところを下りていく。途中滑りやすいので注意が必要。「よっ、はっ・・・」。登ってくる人とのすれ違いにも注意。海岸近くは大きな岩の段差。普段なら何でもないところでも、器材を背負うと結構大変。海岸では、海水浴客がシートを引いて寝そべっている。「おじゃましまーす。ごめんなすって・・・。」とここを横切る。やっとエントリー口に到着。ごろたの浜から入る。胸までつかるまで進んでからマスクとフィンを付ける。続けて沖の二つ岩まで水面移動。さあここから潜降開始、ハワイダイビングの始まり始まり。

初っぱなから・・・
今回の目的の1つ。カメを見ること。今までにもちょっとは見たことがあるけれど、じっくりは見ていない。
潜って5分も経たないうちに目的達成。大きなカメが悠々と前を横切っていく。実はこの辺はカメの保護区。向こうもほとんど警戒していない。ちょっと乗っけてくれない?
初めの遭遇はSADDLE WRASSE。岩陰にコビトスズメダイ。次にムスメハギ。現地名が「humuhumu lei」と面白い。特にタスキモンガラは、「humuhumu nukunuku apua'a」。続いて外人さんの好きなハナビラウツボ。僕も嫌いじゃないけど・・・。やっぱり豪快?、岩場を越して行くシマハギとスジクロハギの大規模な群が。他にもいろんなハギ系(ニザダイ系,モンガラ系)に遭遇。ハワイはこの系統が多いの?

今度は地形
もともとが火山島につながる島。地形も面白い。ちょっとした洞穴や、岩の重なり合いの隙間が多い。あっちこっちに抜け穴が。穴があれば抜けたくなるのが人情。ここは通れるかな??。岩陰には魚も多い。アカヒメジの群、いろんなフグやベラ、ゴンベに固有種のチョウチョウウオと、次々現れる。負けじとカメもちょろちょろ。Kogureっちは一緒に記念撮影?、「おーい、待ってくれ〜〜」。今度はクモウツボ。外人さんは大喜び。砂地でスコットが先の方を指さす。角を出したホシテンスの幼魚。みんなが寄っていくのですぐに引っ込む。でも大丈夫。こっちにも、こっちにも、この大きいのは僕だけのモデルに・・・。
潜水時間は60分超と結構長い。ハワイ初めてのダイブとしては、魚も地形も十分堪能。初めに潜降した二つ岩周辺に浮上し、水面移動で岸へ。ここからがちょっと大変。下りてきた道を重い足取りで戻る。「よっこらしょ、どっこいしょ。」、やっと到着。器材を付け替えしばしの休憩。フ〜〜〜。

SHARK'S COVE
着替えはその辺で
早速遭遇
規模が・・
いい気持ち
後に続け!!
通れた!!
追いかけっこ

ゾワゾワ・・・!
芝生の上で休憩しようとブーツを脱ぐ。足に「ゾワゾワ」と違和感。足元を見ると蟻の大群。急いで避難。原因は飲み残しの缶ジュース。おかげでくずかごへ向かって蟻の大行進。マナーは大切に。
縁石の上に避難し1時間ほど休憩。おやつはフルーツジュースとバタークッキーのような物(こっちでは定番らしい)。貰っておいて言うのも何だが、ジュースは思いっ切り甘ったるい。一気に飲みきるのはちょっと・・・。でもちゃんと飲みきりました。
親子連れの外人さんが話しかけてきた。「dokokarakitandesuka」。い、意味が分かる!!。当たり前、日本語だ。仕事の関係で日本に住んでいて、休暇でハワイに来ているとのこと。1週間ダイビング漬けと言ったら、「それはすごい!!」と驚かれた。僕らにとってはダイビングが目的でも、彼らには休暇中のレクリエーションの一つ。これは休暇が長いと言うこと?。そういう休暇の過ごし方をしてみたいよ〜〜〜。

もう一度、ブリーフィングから
そろそろ2本目の開始。今度はコースを少し変更。正面に見える岩の向こう側を回る。1本目と同じルートで海岸へ行き、エントリー。初っぱなは馬みたいな顔が愛嬌を振りまくヘラヤガラ。僕は結構お気に入り。砂場に半分埋もれた魚を発見。アカエソの大きいペア。こっちではオキエソが「SNAKEFISH」。獲物を待って丸飲みする。これも同類。
岩には宇宙人ぽいオトヒメエビごそこら中に。ちょっと色が紫がかっている?。今回もフグ、ニザダイ、ベラ、スズメダイ系と各種オンパレード。特にニザダイはアカツキハギやミヤコテングハギと大きめ。犬を連想させる黒地に白線のモンガラ(写真)がカッコイイ。でも名前が不明。こんな配色図鑑にいないぞ〜〜〜。

またまたカメ・・
岩場ではノドグロベラをカラフルにしたようなSHORTNOSE WRASSE。岩の隙間のトゲアシガニ。ツユベラの幼魚にも遭遇。ちょっと太め?。砂地にはミナミアカエソ、ホシテンスの幼魚、ゴシキエビの殻??。あの岩の下の群はゴマニザ?。こっちはアカヒメジ、その横の鮭の切り身みたいな色のは?。これは結局不明。
合間を縫ってまたまたカメ。1匹は呼吸の体制。浮上→呼吸→離脱。水面では何回か見たが、水中から見るのは初めて。うまいもんだ。

後片付け
今回も60分近くの長いダイブ。初めての魚を見ると、「外国へ来たんだな。」と言う実感。日本と同じ魚を見ると、「やっぱり海はつながっているんだな。」と改めて思い出す。ハワイ初日としては満足の2本。
器材を片づけワゴンに放り込む。シャワーが面白い。トイレの脇に柱が1本。周りに2〜3個の噴出口がついている。使うのは自由。ここで塩気だけ落とす。ついでにトイレ。聞いていたとおり、中は1mちょっとのコンクリで仕切られているだけ。まっ、小さい方をするには関係ないけど・・・。
そのままワゴンに乗り込み、コテージの前を通り過ぎ、一度ショップへ。器材は洗ってショップで預かって貰う。明日はKAHE(西海岸)でビーチなので、今日と同じ時間。貴重品を受け取り、コテージへ。今日から、コテージまでは僕が運転。左ハンドルに右側通行。やはり慣れないので緊張。初めのうち、左折時に対向車線側に出るのがピンと来なかった。安全運転、安全運転・・・と。無事コテージに到着。シャワーを順番に浴びて一段落。まだ午後2時過ぎ。さあ、これからどうしよう・・・・。

いい天気
談合?
スナイパー
カッコイイ?
浮上
呼吸・離脱
ここはカメの国

魚051 ハナビラウツボ/アオヤガラ/シテンTT/イッテンTT/イソゴンベ/SADDLE WRASSE/コビトSD/ツノダシ/モンツキハギ/シマハギ/テングハギ/キイロハギ/ナガニザ/クロモンガラ/クモウツボ/アカヒメジ/アオタテジマTT/スミツキゴンベ/REDBARRED HAWKFISH/キツネベラ/H. CREANER WRS/ホシテンスyg/スジクロハギ/タスキモンガラ/ムスメハギ/FANTAIL FILEFISH/ゴマキンチャクフグ/H. WHITE SPOTTED TB/アオウミガメ
魚052 アカエソ/ヘラヤガラ/カスリイシモチ/ルリホシSD/ツユベラyg/ミヤコテングハギ/オトヒメエビ/トゲアシガニ/ミナミアカエソ/SHORTNOSE WRASSE/アカツキハギ/ゴマニザ