2000/07/02(日) 施設は充実、海は・・・
(東伊豆 赤沢ビーチ)
赤沢
No 器具 温度[℃] 時間 水深[m] 環境 透明度
[m]
タンク スーツ 気温 水面 水中 entry exit 潜水 平均 最大 entry 天気
0042 Fe10L 5W1P 28   20 09:39 10:24 45 7.9 15.8 ビーチ 10
0043 Fe10L 5W+3B 30   22 12:05 12:47 42 8.3 14.2 ビーチ 10

開拓精神?
そろそろ梅雨も後半。雨の合間を縫って、運良く今日は晴れ。本格的に混み始める前に、いろんなポイントへ潜ってみようということで、今日は赤沢へ。八幡野より少し先まで行き、左に曲がり、曲がりくねった急坂を下る(下から勢い良く上ってくる車も。一通じゃないんだから、勝手な思いこみで飛ばすんじゃない。プンプン!!)。行き当たりが港。ここに施設もある。車を止めて施設へ入ると、ロッカーもシャワーもトイレもきっちりそろっている。これなら設備は文句無し。
今回はメンバー3人だけ。KJとYasukoちゃんと僕のみ。着替えを終えて、それでは今日の1本目へ。気温は28℃と高いが、水温はまだ20℃。アンダーベストは必需品。お世話になります。

どこまで行くの・・・
海岸から張られたロープにつかまりエントリー。足から水が・・・、「つ・冷たい」。と言うほどでもないか・・・。ロープに沿って沖へ。ブイに到達。ここから潜降開始。底はちょっとした海草の草原。ふと見るとサメ?。正確にはサメの死骸。どうも漁師が捨てたらしい。あまり見栄えのいい物ではない。
まだこの時期では、さすがに透明度はあまり良くない。それでも10m位はなんとか。まわりはほとんど砂地。沖の方へ向かって、きれいに並ぶ砂紋を乗り越え進む。本日初遭遇はコチ。砂底に半分同化している。結構大きい。こんな魚は初めて見る。新しい魚に出会うたび、新鮮な驚きを感じる。ダイビングの一つの醍醐味では?。
先へと進む。上の方ではアジの群が銀色に光っている。しかし、周りを見回しても砂地が続くばかり。いっこうに景色が変わらない。どこまで進めばいいの??

根はいずこ
だいぶ沖まで進んだ気がする。ずっと泳いでいるので結構息が切れ始め?。KJが停止して、少し先を指さす。ミノカサゴが砂のくぼみに着底中。まるで入浴中。やっと会えた魚に撮影会を開始。この当たりからまばらにトラギスやエソ、ハコフグなどを発見。突然KJが加速。何か見つけた?。どうもマダイらしい。少し遠いけど写真にGET。後で確認しよっと。このとき足下に何かが。ヒラメ?、結構大きい。みんなを呼ぼうとしても気づいてくれない。仕方ないので証拠写真を一枚パチリ。ちょっと自己満足。
これ以上進んでも何もなさそうなので左に折れ、堤防の方へ。途中、砂から弾頭が。もしかしてウミヘビ?。君子危うきに近寄らず。でも写真は必要。やっぱりダイナンウミヘビでした。堤防脇は根になっているので少しは魚が集まっている。浅いので浮かないように気を付け、ビーチに戻りながら辺りを散策。大きめのクロホシイシモチやソラスズメダイが海草に群がる。岩場ではウツボが縄張りを主張。おじゃましました〜〜。
約45分で1本目を終了。砂場をじっくり見たのは今回が初めて。根に比べて魚が少ないのでちょっと寂しいけど、それなりに新しい発見。たまにはいいかも。

施設は充実
ガイドロープもばっちり
やっと根?
ずっと上まで・・
砂風呂?気持ちいい?
わっ!いたの!?
小魚の舞

さらに気温は上がって・・
気温は30℃に到達。波も静かでダイビングにはいい条件。暖かくて気持ちがいい。ウエットを脱いで少しのんびり。「ぐーぐー」って、あれれ??。
2時間弱の休憩で2本目に。1本目同様ロープに沿って沖へ行き、ブイから潜降。視界は相変わらず。下りてすぐに目の前を銀色の魚体が目の前をスーと。ボラだ。ちょっと先の海草のところにはウミスズメ。どちらも結構大きい。
今回はここから左へ進み、岸壁に沿って移動。砂地ではダテハゼとエビの共同生活が。仲よさそう!。堤防の脇はちょっとした根。ウツボが多い。ちょろちょろと行ったり来たり移動。こんなに激しく動き回る場所は初めて。こっちのウツボも移動開始。カタパルト接続。ウツボ、行きま〜す。

結構珍しい物が・・・
岩の間を覗きながら進む。相変わらずウツボが行ったり来たり。岩の間には宇宙人のようなカニが重なる。トゲアシガニだ。ちょっとした中庭のようなところにアカエソが陣取っている。太めで重そう。他にもスズメダイやクロホシイシモチなど、常連組がうろうろ。岩の間に何やらすごそうな物が。トラウツボだ。それも全身を出して、遠吠えのように首を振り上げる。「わお〜〜ん」?。シャッターチャンス。出演ご苦労様。
この辺で進むのを止め戻り始める。後ろの方でYasukoちゃんが大きなジェスチャー。な、何事?。あっ、砂地にキレイな青い輝きが。ホウボウ!!。しばらくはホウボウの撮影会に。右から左から上から・・・。モデルさんありがとう。珍しい魚に遭遇出来、結構満足。
戻る途中でKJが刺し棒で砂地をつつく。今度のは黒い点。近づいていくと何かの頭。本日2匹目のウミヘビ。今度はホタテ。刺激しないように少し遠くから撮影。写りがイマイチ・・・。

昼食も充実
周りには何もないところ。昼食はセンターの2階の食堂で。幕の内にカレーにハンバーグ等、いろいろあるし結構美味しい。海岸を見ながらベランダに出てゆっくり食べる。いただきまーす。
ついでにここでログも付けちゃお。「移動が多い?」、「水温が低め?」、はたまた「視界が悪くて緊張?」。浅い割りには空気消費が多い。ちょっと残念。
実はこの港、左の突堤からボートが出ている。ボートは一端バックしてから方向を変え港を出る。つまりブイのところ以外で潜降・浮上するのは危険ということ。ところで、ここのボートは和船の上に背中合わせに座れるような工夫がされている。結構乗りやすそう。次回はボートの方に挑戦してみるのも面白そう。

波は静か、気温は30℃
視界???
ウツボ、いきま〜す
デーン!!
きらきら
ポツン!!
おいしい昼食

魚04 ミノカサゴ/クロホシイシモチ/タカノハダイ/ソラSD/サビハゼ/ヒラメ/ハコフグ/シマウミスズメ/キタマクラ/ダイナンウミヘビ/マエソ/コチ/マアジ/マダイ/トラギス/ヤリヌメリ
魚04 ボラ/クロホシイシモチ/ハナハゼ/カワハギ/ハコフグ/キタマクラ/トゲアシガニ/ホタテウミヘビ/アカエソ/ホウボウ/トラウツボ/ウツボ/スズメダイ/ソラSD/ダテハゼ