蒸気機関車 C11形 |
1908年(明治42年)に鉄道院が制定した、鉄道院形式称号では、 ・1000~3999→C形タンク式機関車 ・7000~8999→C形テンダー式機関車 例:2100形,8620形,C##形 国鉄C11形蒸気機関車は、日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道省が1932年に設計した過熱式のタンク式蒸気機関車。 C10形の改良増備車として設計・製造された小型タンク式蒸気機関車。 軸配置1C2(先輪の軸数、動輪の軸数、従輪の軸数)。 1932(昭和7)年-1947(昭和22)年の16年間に381両生産。 1次形 (C11 1 - 23):基本型で、ボイラー側面の重見式給水加熱装置と、第1缶胴上に設けられた蒸気ドーム、自動バイパス弁の搭載が特徴。 2次形 (C11 24 - 140):アーチ管が取付けられ、1次形では第2缶胴上にあった砂箱と蒸気ドームの位置が互いに入れ替わった。 3次形 (C11 141 - 246):貨物列車牽引に対応し、軸重増加を図るべく水槽容量を増大し、側水槽の下端が運転室床面より低くなり、背部炭庫の上辺が水平となった。重見式給水加熱装置は、最初から取付けられていない。 4次形 (C11 247 - 381):資材と工数を節約した戦時設計機。除煙板は木製となり、砂箱と蒸気ドーム被いは角形(かまぼこ形)。 |
|
|
C11形 |
|
|
1946年:C11 312 -370(59両)・4次形 |
|
|
|||||||||
top↑ |
|
||||||||||||||
1934年:C11 44 -55・57-58(14両)・2次形 | ||||||||||||||
|
|
|||||||||||||
top↑ | ||||||||||||||
|
||||||||||||||
1940年:C11 141- 200・215-226(72両)・3次形 | ||||||||||||||
|
|
|||||||||||||
top↑ | ||||||||||||||
|
||||||||||||||
1946年:C11 312 -370(59両)・4次形 | ||||||||||||||
|
1946(昭和21)年3月28日製造。 廃車後、新潟県阿賀野市(旧北蒲原郡水原町)の水原中学校構内に静態保存されていたもの。 1996(平成8)年3月に真岡市が譲受し、1998(平成10)年11月から運航開始。 自社線内の運転に充当される場合もあるが、行楽時期にJR東日本に貸し出されることもある。 |
|||||||||||||
top↑ |