国鉄有蓋貨車 テ(鉄製有蓋車) |
鉄製有蓋車は有蓋車の一種で、普通の有蓋車のように内張りに木材を使用せず、車体全体が鉄でできている。 日本国有鉄道における車両記号はテツの「テ」。主に生石灰(酸化カルシウム)を運搬用。 |
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テム300形 | ||||||||||||||||||||||||||||
国鉄テム300形貨車は、1957(昭和32)年から日本国有鉄道(国鉄)に在籍した鉄製有蓋車。 国鉄テム100形貨車の車体で、走行装置を二段リンク式とし、最高運転速度を75km/hに向上した。 1963(昭和38)年までに850両(テム300-テム1149)が製造され、鉄製有蓋車の標準形式となった。 走り装置の変更のほか、連結器の緩衝装置が輪ばねに変更。 1967(昭和42)年-1968(昭和43)年に、テム100形改造車(テム1200-テム1399)が編入。 生石灰の輸送用として、盛岡鉄道管理局(陸中松川駅)や高崎鉄道管理局(栃木駅、佐野駅)、名古屋鉄道管理局(美濃赤坂駅)などに専属配置されて使用されていたが、1985(昭和60)年に形式消滅。 |
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