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分布: |
ユーラシア大陸東西両端の2つの離れた地域に分かれて分布する留鳥。
一方はロシア東部,中国東部,日本など東アジア、もう一方はイベリア半島の一部。局所的、飛び地状に生息域が存在。
日本では分布を狭めており、現在は本州の石川県以東、神奈川県以北で観察されるのみ。 |
特徴: |
全長34-39cm。キジバトより一回り大きい程度。尾羽が20-23cmと長く、頭と体の大きさはムクドリ大。
黒色に見える頭部の羽毛は濃紺、喉元から後頭部と背の境界部分が白色、胸、腹が灰色、背は濃い灰色、腹の羽毛をかき分けると黒灰色の層が見える。 翼は畳んだ状態では青灰色で隠れた部分は黒色に白い縁取り。 尾羽根は青灰色(2枚×5)で扇状に開いた際に中央の2枚が最も長く先端が白い。雌雄同色。 |
備考: |
平地から低山地の比較的明るい森林や竹林を好み、森林に近接する市街地などでも見られる。
イベリア半島に分布する亜種は尾羽の先の白斑がない。 |
撮影: |
東京都板橋区
東京都練馬区石神井公園三宝寺池
東京都練馬区光が丘調整池 |
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