2006/09/09(土) 絶好の季節到来!
(東伊豆 川奈)
川奈

No 器具 温度[℃] 時間 水深[m] 環境 透明度
[m]
タンク スーツ 気温 水面 水中 entry exit 潜水 平均 最大 Boat 天気
0366 Al9 5W+3U 31   24 08:54 09:48 54 9.4 18.3 × C   12
0367 Al9 5W+3U 31   25 11:57 12:53 56 10.0 20.4 × S   12

今日の魚↓へ
ポイントの状況・その他
天気予報は今日も曇り。しかし、ちゃんと晴れに。信じるものは・・・。風もほとんど無く波もうねりも無い。浅瀬は文句なしの透明度。砂地はさすがに少し白濁するが、十分な視界が得られてる。水温も終始24〜25℃。黒潮が入り、透明度も水温も順調。南からの魚も徐々に増え始めた。
行きの渋滞は無し。小田原のパーキングで朝食&トイレ。ここで今日の運試し、前回”ハタタテダイ”に加え、今回は”サラサハタ”,”ハコフグ”,”アカシュモクザメ”が。これって絶対ダイバー狙いだよね。
帰りも大和と首都高(こっちは土曜は仕方が無い)でちょっとあったのみ。やっぱり9・10月はダイビングには最高の季節だね。

メンバー カッキー,Junichi,Hiroko,KJ,Ryoの5人。 

1本目 ビーチ
補正例
(オハグロベラ他)
デート?
(カワハギ)
主気取り?
(マハタ)
シマハタタテダイか?
(ムレハタタテダイyg)
大潮の満潮が3時間ほど前、まだスロープ上まで十分浸かっており、エントリーは楽チン。最初の歓迎は、台風の置き土産の浮遊ゴミ。たまに南の魚も運んで来てくれるので、一概には邪険に出来ないが、ゴミまみれはあまり・・・。これに反し、海中は見事。浅瀬では水が無いと言ってもいいほど(ちょっと言い過ぎかも)。獲物が見つかりやすいので写真の枚数は増えるけど、ついつい遠くからでもシャッター切っちゃう。色落ち・ピンボケのオンパレードなんてことに。
台風のせいか、季節のせいか、海の中は緑が減り、少量の紫に。魚にとってはかなり隠れ家が減るのでは。まずは水深2mの石の上に”ヘビギンポ”。ちょっと違う魚に見え撮ってみたが、予想通り、遠い・色落ち・ブレなどなど、絶好の悪例に。当然写真は没。続いて、フロート脇に群れる”クロホシイシモチ”。こいつも見事に遠すぎ、続けて没。次は、ドロップオフの草むらに遊ぶ”オハグロベラ”に”アカササノハベラ”。う〜ん、保留。次、次。フロートで遊ぶ”アミメハギ”。フロートはバッチリなんだけど、肝心の魚は何処?・・・。久々の、”ミノカサゴ”、また遠すぎで色無し(もともとあまり無いけど・・・)。結局コンピュータの力を借りることに・・・。
一本目は砂地を大きく進み、産卵礁巡り?水がきれいだと、外の光が差し込み、海も明るい。初めの大きな産卵礁は、”ムレハタタテダイ”の巣に。小さな”オオモンハタ”や大きな”アカハタ”も同居中。砂地で遊ぶのは、”カワハギ”のペア。デートってわけでもないだろうが・・・。忙しく動き回る”シロギス”、STOP&GOを繰り返す”クロサギ”、髭が忙しい”ウミヒゴイ”、鰭だけ忙しい”キタマクラ”など。あ、代表者を忘れた、その辺一帯に絨毯の様に広がる”サビハゼ”。
砂の中の小さな岩場、主を気取るのは”マハタ”のまだまだ小さめの固体。去年から見るようになったが、増えているのか、それとも場所のせいか?今回、やっとまともに見れたんだけどね。それより、マハタが居る後ろの石の下から顔を出しているのは何だ?髭と足と眼?甲殻類が隠れているような気がするんだけど・・・。しばしマハタの撮影会、かなり迷惑そうだけど。次の岩ではハタタテダイ系の幼魚。小さい上に動きが速い、中々ファインダーに・・・。何とか撮ったが、何か形が違うような・・・。背鰭が短いんだね、でも尾鰭が白いし眼の周りが完全には黒くないから、”ムレハタタテダイyg”だろうな。
はずかし〜〜
(スナダコ)
ちょっと焼きすぎ?
(コクチフサカサゴ)
退避中?
(イザリウオ)
これは??
ここでちょっと話は溯るが、エントリー口で一匹の”イシダイyg”が、どうやら迷子に。大きな魚(カッキー)に寄り添い、宿主を次々に代え(→RYO→KJ)ずっと同伴。写真を撮ろうとすると、カメラの焦点より内側へ。こらこら、そんなに寄ってくるな、結局撮れない。このとき、側を数匹の”イシダイyg”が通過。ここぞとばかり、彼がこれを猛追。無事合流、よかったね。それでは話を元に戻して、砂地では”クサハゼ”のペアが見張り、”ニシキテッポウエビ”が忙しそうに働く。おなじみのシーン。フロートの重石の陰に、小さな”マハタyg(5cm程)”が2匹。ここは多いのかな?
貝を開くと、裏側にへばり付くのは”スナダコ”。先を尖らし、眼を細め、ハズカシそう。ちょっかい出しても固まってるぞ。ところで、この柱は漁礁?それとも漂流物?上に載ってるちょっと汚いのは”コクチフサカサゴ”。下半分はきれいなんだけど。日向ぼっこでちょっと背中を焼きすぎたって感じ?次のはちゃんとした漁礁。小さな群れがいくつか。透明なのは”ネンブツダイyg”、黄色っぽいのは”キンメモドキyg”の群。
Hirokoが”イザリウオ”を発見、避難体制よろしく、砂の窪みにはまってる?みんなに囲まれても動く気無さそう。川奈はイザリウオも多いよね。一通り撮影も終わったね、そろそろ残圧が気になるから、帰ろ帰ろ。鳥居を越え、岩場へ。”トビヌメリ”や”アオヤガラ”が見送り。安全停止はお決まりの覗き。”トウヨウコシオリエビ”が腕を振り上げ”サラサエビ”を威嚇。”アカイソハゼ”は見物人?

2本目 ビーチ
意図と違う
(アサヒアナハゼ)
お久!!
(トラウツボ)
緊急避難!
(ヒメセミエビ)
流浪
(ウツボ)
大潮の干潮時の割には、思ったほど引いてない。さっさとエントリー。直後に”チョウチョウウオyg”を発見。写真を一発。えれえれ、この斜め上に写っているのは?一匹は”コケギンポ”だよね。もう一匹は?カジカ系は確かだと思うけど・・・。場所(水深2m)にしろ、配色にしろ、ちょっと見慣れない。もしかするとキヌカジカ!結局は”アサヒアナハゼ”に落ち着いたけど、浅場も侮れないよね。
おお、”トラウツボ”。たまには久しぶりに撮ってみるかな。カメラを向けたからって、わざわざそんなに出てきてくれなくてもいいのに・・・。ピョン・・・、岩の間から何かが。飛び出したのは”ヒメセミエビ”。こっちにお尻を向け無防備。写真を撮ってもこっちを向かない。原因は奥に居るカニ。巣を襲われ、臨戦態勢ってとこ。確かに、人よりこっちの方が重大事。
岩場には大きな”マアジ”の群れ。群れの大きさもだが、一匹一匹がやけに大きい。”マアジ”ってこんなに大きくなるのか?確かに図鑑には40cmとなってるからおかしくは無いんだよね。でも実際、こんな大きいのは食卓にも出て来ないしな。マアジの群れを背に、砂地を真っ直ぐ。水温が高くなったっせいか、行けども何も遭遇せず。やはり大物は沖へ行っちゃったみたい。いるのは”ウツボ”ぐらい・・・。お前そこにいてもメリット無いだろ・・・。ちょっと気になるのは大きいやつらはウツボにせよ、ヒラメにせよ寄生虫が目立ったこと。これも自然界の掟か、はたまた・・・。
退散
(コチ)
ミラクル!!
(オルトマンワラエビ)
愛嬌もの2
(フタホシニジギンポ)
きっと・・・
(ハリイカ)
泥底に寝そべるのは”コチ”。近づくとゆっくりと逃げ出す。写真ぐらい撮らせてくれてもいいのにね。恥ずかしがりやナンだから・・・。続いて、”ハナハゼ”と”ダテハゼ”のコロニー。かなりの集合住宅。中では繋がってんじゃないかな。ここの岩場は棚が何段にも重なったようね壁。いかにも何か隠れていそうなところが沢山。これは探し甲斐があるかも。うきうき。
徐々に散策範囲を上へ。赤いヤギの上に”オルトマンワラエビ”が2匹。このとき、ちょうど真下をKJが通過。大量の泡が彼を・・・。一度50cm程浮き上がり、見事なバランスで元の位置に着地。お見事!!。それじゃ撮影に入りましょう、はいポーズ。他には何か・・・、時間の関係で思ったほどゆっくりは探せない、先へ進まなきゃ。大きな”オニカサゴ”でも撮っとこう。
お、最近流れ着いた”ツノダシ”かな。まだ小さいね。ささっ、お、このカイメンの奥で何かが。どうやら底の方に透明なものがいるようだが・・・。とにかくチャレンジ、もう一度・・・、やっぱりこの位置じゃピントに無理があるよな。ちょっと下のほうで人だかり、何か面白いものでも?行ってみると、パイプに顔を覗かせる愛嬌もの。前回の砂地のやつとはちょっと違う、どうやら”フタホシニジギンポ”。こいつの方がちょっと臆病かな。
まだまだ色々見つかる。岩の間に”イシガキダイ”が逃げ込む。こっちの岩の下では、小さな体を丸める”ハリイカ”。草むらに集まる黄色い長細い小さな群は、”アカイソアミ”。アミ科の甲殻類。てっきりアオヤガラかなんかの小さいのかと思ってた。今度もっとちゃんと撮って来ようっと。最後は浅場で”ミゾレチョウチョウウオyg”を発見。エキジット寸前には”ニシキベラ”が岩場をつついてた。きっと卵か何かがあるんだろうな。

今日の昼飯 etc.
定番の「海女小屋」でアジ刺と青海苔の味噌汁。最後の落ちは、ドアロック。幸い30分ほどでJAFが来てあっという間に解決。さすがプロ。ありがとうございました。

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今日のお魚(青:1本目,赤:2本目)
オハグロベラ/ソラスズメダイ/ナガサキスズメダイ/ヘビギンポ/クロホシイシモチ/オハグロベラ/ホンベラ/オキナヒメジ/アカササノハベラ/アミメハギ/ミノカサゴ//カワハギ/キタマクラ/ムレハタタテダイ/オオモンハタ/サビハゼ/シロギス/クロサギ/マハタスナダコ/イシダイyg/クサハゼ/ネンブツダイ/ハナハゼ/サビハゼ/サラサエビ/コブダイyg/トラギス/コウライトラギス/メバル/カサゴ/イソカサゴ/キンメモドキyg/イザリウオ/コクチフサカサゴ/アオヤガラ/トビヌメリ/サラサエビ/トウヨウコシオリエビ/ウミヒゴイ
チョウチョウウオyg/コケギンポ/アサヒアナハゼ/トラウツボ/ヒメセミエビ/アオリイカ/マアジ/ウツボ/コチ/ダテハゼ/オルトマンワラエビ/ツノダシ/フタホシニジギンポ/シュンカンハゼ/イタチウオ/アカイソハゼ/イチモンジハゼ/タカノハダイ/ミギマキ/ホシノハゼ/クツワハゼ/ハリイカ/ベニツケガニ/ショウジンガニ/イシガキダイ/ミゾレチョウチョウウオyg