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ドライの首の折り方が今一つ・・・。気にはなったが、ま、平気だろうと高をくくりエントリー。エントリー直後、左手首に一筋の寒蝕。「え、なに?なんでこんな所から?」手袋を外し、手首を整え、もう一度手袋とダイコンで固定。どうやら浸水は止まったようだ。後日談だが、ドライの内側を乾かそうと、ひっくり返してビックリ。手首のラバー内側に引っ掛け傷のような亀裂が。それも左右両方。まだ買って1年、着たのもこれが4回目、そんな簡単に切れちゃうの?爪で引っかいた?それとも引っ張られて断裂?いずれにしても応急修理。ウェット用のゴム糊でも大丈夫かな??
ちょっと脱線したのでここらで本線復帰。2本目は1の根を越え、1.5の根のオオモンに直行。後はゆっくり上がりながら散策するコース。1の根を越え、岩場の上を進む。前方の突き出した岩の上にサンゴイソギンチャクが群生、クマノミとミツボシクロスズメダイが群れている。一頃に比べ、ミツボシクロスズメダイはやや成長し、形も大人びてきたね。 |
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カザリイソギンチャクエビ(-15m)
サンゴイソギンチャクの群生と来れば、当然エビたちにとっても絶好の住処。予想通り、透明な体に、左右の眼を結ぶ白色横帯。歩脚や尾扇に暗褐色と白色の細斑点が散在するのが特徴。よく似たホシナシイソギンチャクエビはこの斑点が無いんだよね。ところで、この間カメラを修理(基盤交換)してから、今一つピントや画像の荒さが気に食わない。腕が悪いだけかもしれないが、再生時に読み込みエラーが多発するし、そろそろ考え時か?それにしても先立つものが・・・。 |
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スズメダイ(-20m)
(ホンエダ)トゲトサカの周辺で群れていた。大群で群れ、銀色の体キラキラした舞を見せてくれるこいつらも良いが。こういうソフトコーラルの周りでも絵になる。普通に見られるので無視されがちだが、色や形は結構お気に入り。マツバスズメダイやミヤケスズメダイといった区別の付きにくいのもいて、毎回迷うんだよ。伊豆ではこっちが主流だよね。 |
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オオモンイザリウオyg(-23m)
目的の場所に到着、水深はちょっと深め。ワタトリカイメンの口(?)に収まった状態。良く見ると、このカイメン自体もイザリウオ形状?親か何かと間違えてたりして・・・。ハワイやセブ島では大きな奴に遭遇してるが、伊豆では噂だけ。お目にかかったのは今回が初めて。若魚も今回が初めて。でも小さくてもドッカと構えているのは、いかにもオオモン。 |
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ウデフリツノザヤウミウシ(-20m)
前回に引き続き、1の根先端付近のちょっと深場で。今まであまり見なかったのは、やはり潜る時期のせい?これからの季節はすぐに見つかるので、あまりありがたみがなくなるとか・・・。それでもこの配色はちょっと独特だよね。今一つ、どっちが前かよく分からないとう意見も・・・。 |
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1の根のほぼ真下近く、この辺にはタキゲンロクダイの幼魚が多いようだ。1の根の側面を観察しながら、徐々に水深を上げていく。裂目の中で、トラウツボが目一杯存在をアピール。そこじゃ威嚇にならないって。 |
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ムナテンベラ(-15m)
ベラ系はすばしっこいので写真に撮るのは大変。特に現在のマイカメラではシャッタータイムラグが大きく、チョロチョロ泳ぎ回るのはほとんど不可能。それでも挑戦する愚か者。魚だけを追いかけ、異常なほどの流し撮り。後はカメラの性能に頼るだけ。で、撮れたのがこのショット。とてもアップには耐えられない。色だけは出たんだけどね・・・。伊豆半島以南で見られるということでたまに見るけど、この配色はつい目を引かれて撮っちゃうんだ。 |
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クロアナゴ(-15m,-7m)
岩の裂目に現れたのは、ぶっといクロアナゴ。今までは管好きのイメージがあったが・・・。でもこいつ、なんせ太い、かなり大味?
送り出しでも遭遇。ここではサラサエビと仲良く並んでツーショット。こいつも結構太いぞ。 |
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シマハタタテダイyg(-10m)
この間大瀬崎で見たミナミハタタテダイ同様、こっちでは結構レアだと思うのだが、周囲の反応は今一。ハタタテダイか〜って言う感じ・・・。成魚は南方で見るけど、あまり多くは無いと思うし、僕自身、幼魚はこれが初めて。岩の下を逃げ回るので、見辛いし写真も撮りにくいのは確かだけど・・・。成魚は体が黒で、背鰭が黄色。ハタタテダイ系としては縞が無く、かっこいいとは思うけどちょっと異質な外観。その割には幼魚はハタタテダイに似てるんだね。 |
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ムラソイ(-10m)
前回に続き、またまた遭遇。他所では見ていないが、ここでは普通種なのか?それとも、今の時期他でも普通に見られるのか?一度確認してみる必要あり。そういえば、他のカサゴ類をあまり目にしなくなってきたし、単に水温が下がってきたから出てきただけだったりして・・・。 |
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エキジット間近、左手を挙げエアーを搾り出す。「つ、冷た!」背筋を通る冷たい感触。やっぱり恐れていた事が・・・。エアを出し、首を捻った体勢で、首筋からジワッと浸水。ドライを直そうとしても、今やったらきっと逆効果。幸い、エアはもうほとんど出ないし、首を動かさなきゃ水は入って来ないので、ゆっくり上がればOK。ドライにはドライのスキルが必要、「百聞は一見にしかず」みんな経験は大事だよ〜。 |