2007/3/24(土) 魚はいずこへ???
東伊豆 海洋公園ビーチ
IOP

No 器具 温度[℃] 時間 水深[m] 環境 透明度
[m]
タンク スーツ 気温 水面 水中 entry exit 潜水 平均 最大 Boat 天気
0392 Fe10 DRY 15   15 09:37 10:24 47 14.3 21.6 × S   8
0393 Fe10 DRY 16   15 11:55 12:30 45 13.1 19.5 × S   10

ポイントの状況・その他
天気予報も雨から晴れに変わり、風も南西と条件は好転。しかし、早川付近から見られる海はちょっと荒れ模様。うねりが入ってる?
かなり順調に流れ、IOPには9時前に到着。まだ人もまばら。海はちょっとうねりがあって、たまに大き目の波が入る程度。時間がたつにつれ、だんだん治まり、帰りにはべた凪。どうせならもう少し早く落ち着いてくれればな・・・。
今回の課題は、
スーパーマクロのチェック・・・・試すような被写体が無かった・・・。
DRYの首の浸水について・・・1本目は髪の毛に注意しただけ、2本目は+ネックバンド。

メンバー Tawa氏,Hiroko,KJ,Ryoの4名。

1本目
  ちゅっと荒めの波をかいくぐりエントリー。すぐに潜降開始だが、浅瀬はかなりうねりの影響が大。結構底揺れ。さっさと深場に移動するに限る。
魚が居ない・・・。透明度もイマイチ。この時期ってこんなもんなのか?確かに、一番水温が下がる時期で、世代交代の時期でもあるが・・・。
ヒラムシ(-7m),ヒメギンポ(-18m)
いたと思ったのは、小さなヒラムシ。ウミウシもあまり見かけない。ダンゴウオが居るはずだが、大きさは5mm程度?衰えた目にはかなりきつい要求。哀れに思ったのか、岩の陰からヒメギンポが一匹。せめて僕でも撮ってねってか?
 
ムカデミノウミウシ,ミノウミウシ属の一種(-15〜20m)
砂地との境辺りはムカデミノウミウシだらけ。ここにも、そこにも、それほど生息数が多いわけではないらしいが、大きいし目立つので、目に付くのはこいつらばかり。真中の小さいのは触角が橙色で他の種類だと思うけど、結局見つかったのはこいつらだけ。 
今年は水温が高いので、この時期ならではのサメやエイ、アンコウがイマイチ。好調だった季節来遊もそろそろ限界?この時期ちょっと魚は低調だね、残念。

2本目
1本目、髪の毛に気を使ったおかげか、浸水は少し少なめ。とはいっても、首を動かすたび冷たい感触が・・・。確実に入っていることだけは確か。2本目は、ネックバンドを追加。
波はかなり落ち着き始めた。エントリー後、首を動かすと若干冷たさが・・・。そこでバンドを強く締めなおして、はたと考えた。「今は気にならなくても、バンドを締めるってことは落ちる可能性が・・・。」水中での閉めなおしはこの場合はタブーかも。ちょっと元に戻しとこっと。
ムカデミノウミウシ(-15〜20m)
相変わらずです。ムカデ、ムカデ、ムカデ・・・。ちょっとした魚すら見当たらず。ちょっと寂しい・・・。
  
アオサハギミギマキyg(-20m)
やっと遭遇。尾鰭をちょっと曲げ、流れに乗ったままユラユラ。アオサハギの特徴。続いて見なれた縞模様だが、全長6cm程のかわいい個体。配色や柄はどうみてもミギマキ。ということは、幼魚の唇は赤くないんだね。
 
カワハギ(-20m),イバラカンザシ(-15m)アカイソハゼ(-10m)
撮るものがあまり無くて、ついにはこんな奴らまで。なんか久しぶりに撮っちゃった。でも写真はイマイチだね。
 
2本目終了時の水漏れはかなり少なめ。首への冷水の感触もほとんど無く、これならOK。魚のほうはちょっと残念な結果だったけど、DRYについてはこのまま使えるメドがたって御の字。
いつになく早い終了で、機材を片付け追えたとほとんど同時に雨が。何ともグッドタイミング。食事は二転三転したが、結局いつもの海女屋川奈店が落ちつくし楽ちん。食べ物も美味しいしね。
最後に、網代に潜った人達からの情報でマンボウが5枚。この時期は浅瀬で徹底的にウミウシでも探すか、ボートで沖に出て大物ねらいが良いみたい。次回は網代かな?

今日のお魚
サビハゼ/キタマクラ/ハコフグ/ニザダイ/ブダイ/ヒメギンポ/ホンベラ/ニシキベラ/ヒラムシ/ムカデミノウミウシ/ミノウミウシ属の一種
アオサハギ/タカノハダイ/ミギマキ/イバラカンザシ/アカイソハゼ