2007/5/5(土) 祝400!!大瀬も遠い?
西伊豆 大瀬崎(柵下,先端)
大瀬崎

No 器具 温度[℃] 時間 水深[m] 環境 透明度
[m]
タンク スーツ 気温 水面 水中 entry exit 潜水 平均 最大 Boat 天気
0400 Fe10 5又 23   17 09:39 10:27 48 11.6 20.7 × S   7~15
0401 Fe10 5又 25   17 13:09 13:59 50 15.5 26.2 × S   5~10

ポイントの状況・その他
天気予報では午後から雨、一日中強い南風と、いまひとつの条件。だが実際は、風は強めだが天気は一日中晴れ。ダイビングには全然問題なし。今回の施設は千鳥、一番手前の端なんだよね。一本目は外海柵下、二本目が先端、ということで、今日も長距離遠征の旅へ・・・。今日は台車があるけどね。
順番が逆になるけど、帰りの状況について。
解散は午後7時前、この時間から帰るとGW渋滞にはまるのは必至。なんせ今日はピーク予想の5月5日。どこで時間をつぶそうか?風呂はさっき入ったし、まだお腹は減ってないし・・・。とりあえず走りながらお店を物色。
お、Cホーム、、ここで何か探してみよう。駐車場に車を入れ、お店へ。が、入る寸前、電気が・・・。そして又一つ電気が・・・。7時閉店?
坂を下って右手に見えるはY電気。そうだ、ここでUSBケーブルを買えば。早速行動に。ここはまだ閉まる気配なし、よしよし。お、この機械、まずはカードのポイントチャンス。”ブー”使用不可?他の店のカードだ?なんで?実はこの店フランチャイズで、伊東周辺3店舗のみ有効のカードがあるらしい。そういや今日、修善寺にもY電気があったな。
ま、それはそれ、ケーブルの値段を見るのが先。どれどれ、1m-630円也。これならもう1本あっても良いね。購入して車内でデータ転送、写真の確認開始。よし、”ダンゴウオ”OK、”ナヌカザメ”,”ウバウオ”も大丈夫。”ダンゴウオ”も問題なし、問題”ビシャモンエビ”は?何とか最後の一枚がセーフ。よかった〜。充分時間つぶしができたぞ。
でもレジでポイントカードを勧められ、一応作ってもらったけど、今度何時来るんだろう?
この後、大崎のパーキングまで行き、10時まで休憩、最終的に海老名でちょっと渋滞しただけ、ほとんどつっかえずに帰宅。このくらいの時間になれば大丈夫って事だね。

メンバー 総勢6名。

1本目 柵下
メガネウオ(-10m)
柵下はスロープが崩壊、以前も同じ場所が崩壊していた記憶がある。エントリー口は人の往来が少なくコケでヌルヌル。注意が必要。風が強く吹いて風波が立っているが、こっちはそれほど問題にならない。エントリーすると流れが・・・。先に潜降した僕らが待つ間、水面の人たちは何処かへ・・・。流れの方向からあっちのはず、白いフィンがちらちら見える。やっと合流。やや流れは強め、あまり沖には行けそうに無い。さあ、進もうとした瞬間、ガイドの足元に鎮座するのは?え、メガネウオ?なんで、なんで出てるの?誰も追い出した形跡も無いのに・・・。写真のように堂々と、やがて静かに沈んでいったとさ。詳しくは5/6のブログ、「メガネ君の迷惑日記」で。
 
ハコフグスジコウイカベニイシガニ(-10〜15m)
ゴロタの上を、流れに乗って進行。ま、見ての通り、よくいるやつらと遭遇。それなりの表情を一つ・・・。
 
コモンウミウシ(-15m),サラサウミウシ(-20m)
水深15m程の岩の下側に、白地に黄色点、紫の縁取りが映えるコモンウミウシ。確かにきれいな配色。結構大きめだし。
少し下がって離れ岩には、サラサウミウシの大小ペア。これもきれいっちゃきれい。常連だけどね。目立つし・・・。
 
サッパ(-1m)
あまり流れてると、戻ってくるのが大変。ここらで帰路へ。流れに逆らい少しずつ浅い方へ。こういうときは底近くを、うまく地形を利用して無駄な労力を使わないのがコツ。一度出口を行き過ぎて、最後に流れに戻されるようにエキジット。の予定が、終盤に来て、流れが緩く。ちょっと最後の楽しみがなくなっちゃった?でも、上を見上げると、エントリー時のスズメダイの群れではなく、ニシン系の小魚の群れ。細いからだが銀色に輝き、青い海とのコントラストが美しい光景。近寄って写真を撮ると、なぜかやや太め?キビナゴやカタクチって感じじゃない。きっとサッパじゃないかと思うが、良いのかな?
 
エキジットがまたまた大変。エントリー時に書いたように、出口付近のゴロタがコケでヌルヌル。立ち上がってもすぐにスリップ。かなり注意が必要・・・。

2本目 先端
先端へ行くには、手前の神社を通り抜ける必要が。拝観料が1人100円必要。確か、土日しか通れないと思ったが。行程は外海に比べれば上下は少ないが、さすがに距離は数十%増量。おまけに鹿が居るらしく、自然の臭いのトッピングつき。
エントリーは、小さめのゴロタ浜。もっと入りにくい想像をしていたが、水中はすぐに砂中心に。さらに進むと大きめのゴロタ(といってもほんの10m程)。その先はすぐに結構急な斜めにゴロタのドロップオフ。いや〜、とにかく下はずっとそのまま下っていくみたい。中性浮力は絶対条件。
スミゾメミノウミウシキンチャクダイygサクラダイ(-15〜25m)
水深-15m程からムチヤギが出始め、-25m程ではかなり群生。間を縫ってサクラダイやキンチャクダイが泳ぐ。ウミウチワにはスミゾメミノウミウシも。
  
ゼブラガニベニキヌヅツミ(-25m)
斜面に沿って外海方面へ。ムチヤギが群生する袂のウニに、大き目のゼブラガニ。さすがに刈り込みも幅広。ウニもたまったもんじゃないね。背中をちょっと開いて、色気を出しているのはベニキヌヅツミ。この模様は外套幕を貝殻の周りに広げてるってことだから、カラフルな模様も凹凸も外套幕。ウミウシやヒラムシが貝殻を捨てた貝だというのが納得できる。
 
ウツボ,ヒラムシの一種(-15m)
ゴロタの壁に沿って移動中は、その隙間が気になる。本当なら、懐中電灯片手に、一箇所一箇所覗き込みたいぐらい。でもまだ時期的に少し早いし、そろそろ体も冷えてきた。あ〜、勿体無い。もっと何か居ないか・・・。でも寒い、そろそろ・・・。こ、心の葛藤が・・・。
 
ビシャモンエビ(-15m)
最後の最後、ここで本日の超目玉が。ムチヤギの影に緑色のエビ?ムチカラマツエビ・キミシグレカクレエビ・ビシャモンエビetcと、かなり似たようなのがたくさん居るが・・・。いずれにしても失敗はしたくない。だが、敵も去るもの、撮るたびにムチヤギの陰に。しかもムチヤギの上は、ピントが合いにくい代表地点。10枚目ほどでなんとか撮影成功。エキジット後、本当に写っているか心配しながら確認。最後の一枚はなんとか・・・。それで、種類は?初めのピンボケ写真の概観は、ビシャモンエビ。さあ最後の一枚、う〜ん、眼の周辺が微妙・・・。でも、背中や周囲の特徴はそうだよね。
 
今日は5月5日、当然こどもの日。大瀬の空にはご覧の通り、たくさんのコイ。いろんな意味であやかりたい部分も・・・。
全然関係ないけど、やはりウェットはまだ冷える。エキジット後、ダッシュする結果に、早く快適な季節にな〜れ。 

今日のお魚
サッパメガネウオハコフグ/スズメダイ/スジコウイカ/ベニイシガニ/コモンウミウシ/サラサウミウシ
ビシャモンエビベニキヌヅツミ/サクラダイ/キンチャクダイ/メバル/カサゴ/スミゾメミノウミウシ/ゼブラガニ/ウツボ/ヒラムシの一種